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「それは、一体....」
どういう意味だね？、と誉が。
....どういう意味、だなんて。
あの誉からそんなことばが出てくるなんて思わなくて、すこし笑ってしまう。
だって、天才詩人から、凡人の私からでた言葉の意味を聞かれるって。なによそれ、おかしい。
やっぱり。誉にも、こうやって分からないことなんかがちゃんと人並みにあったのだと、改めて実感させられる。
『文学はあなたの専門じゃない』
「それはそうだがね....」
『まあ、意味がわからなくたっていいのよ。私が言いたかっただけだもの』
それは少し、残念だとは思うけれど。
『言えただけで満足よ、誉。わざわざありがとう』
彼に言いたかったことは言えたし、この顔をもう一度見て話せたことがなにより大切だった。
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マリー(プロフ) - 叶うなら続きが読みたいです… (2022年6月21日 14時) (
レス) @page6 id: 9b9f0146ff (このIDを非表示/違反報告)
レイ - とても面白かったです。続きが読みたいです。 (2018年8月27日 19時) (レス) id: 9364edcdc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カルパス | 作成日時：2018年4月1日 14時
