【黒バス】頂点に立つ藍色の皇帝

21score ページ23

Aside









あれから征十郎は黒子達、キセキの世代達を呼んだ









「嘘、………オレ夢見てるんスかね…」









「………たまにはまともな事を言うな黄瀬。…俺もそう思ったのだよ」









「…え〜、嘘。Aちん？」









おいお前ら
俺をそんな目で見んじゃねェよ









すると涼太が大輝に向かって叫んでいた
うるせェ駄犬だな









「てか、青峰っちは知ってたんスか！？」









大輝は呑気にあくびしてるし、ほんとに自由気ままだなこいつら









「んァ？あー、さっきバスケしてた。……一回も勝てなかったけどな」









『当たり前だ』









お前等だけが強くなったわけじゃねェ。
征十郎がみんなの方を見た。









「俺は今日の試合で黒子に教えられた。それはお前達もだ。次、また此処で会う時はお互い全力でやろう。次は“俺達”が勝つから覚悟しておけ」









全員の顔つきが変わった。
ま、これで一件落着か。









『征十郎、お前さっきまで泣きじゃくってたくせによくそんな元の表情に戻れるな』








そん時のコイツの顔は髪と同じく赤かった。
あーー、うける。

22score→←20score

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す