【黒バス】頂点に立つ藍色の皇帝

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「「「「「「よろしくお願いします!!!」」」」」」


お互い挨拶を交わす。
各校互いに知っている顔のため、柔らかい空気だった。体育館内では。



「黒子、外で黄瀬が騒がしいようだが。」

「黄瀬君は躾されているので大丈夫です。」



そう言って、扉まで行き開けた。



「黒子っちひどいっス〜!!助けて!!」

『おい、まだ終わってねェぞ。』



その光景に、その場にいた全員が固まる。
別の意味で数名、硬直した。

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『ンだよ。見せもんじゃねェぞ。』

「藍咲…」

『征十郎か。久しぶり、背が伸びねェなァおい。』




黄瀬を離し、赤司の前まで来ると今度はその頭を掴む。
ピシリとその場の空気がまた凍る。




「藍咲…離してくれると助かる、痛い。」

『あ、悪ィ。わざとじゃねェ。』

「…相変わらず容赦がなくて安心したよ。」

『言ってることおかしいぜ、お前。』

「ふふ、」




そう言うAに赤司はくすりと笑う。
その表情はどこか嬉しそうであり照れてもいるように見える。




「ンなことよりAー、アイツら固まってるぜ。」

『大輝…お前また黒くなった?』

「うるせェッ!!」




少し離れたところでそう叫ぶ青峰を鼻で笑うとあと残りの2人を見た。
確かに、こちらを見ているのに言葉を発さない。





『真太郎、敦。睨むなうぜェ。』

「…睨んでないのだよ。」

「えー、Aちんアメリカにいるんじゃないの〜?」

『じゃあ俺は誰だ。』「…Aちん。」




信じられんと呟く緑間にいやそこは信じろよとAが言う。
そして、赤司はリコの方を見た。





「もしかして誠凛のアドバイザーとは…」

「そう、藍咲君のことよ。」

『どうも、藍咲Aだ。部外者だがよろしく頼む。』


「「「「「「「本物だァァー!!」」」」」」」






やはり反応はどこも同じらしい。

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