事件 ページ17
あれから月日は経ち、Aはさらに成長していき新世界では知らない者はいない程に名を知らしめていた
そんな時、ある一つの事件が起きた
Aにとっては大した事ない事件だったが後に歴史に名を残す程の戦争の引き金になる事はまだ誰も知らない
Aside
まずい、非常にまずいな
頭には今日の夜に着く予定とは言ったけど下手したら明日になるな
あの頭が拗ねると後々面倒だ
急いで帰りたいけど朝から飛ばし過ぎて疲れた
一旦、どっかの船にこっそり降りてからまた飛ぼう
もう夜中、しかも嵐で視界が悪い
そんな中、一隻の船を見つけた
何処の海賊か知らんけど少し乗らせて貰う
気配を消してから船に降りる
それにしてもでかいな……
すると、ただならぬ気配を感じた
………殺気か?
気になってそこへ近付いた
リーゼントの男と、あまり特徴の掴めない黒いひげの大きな男
雷の音が鳴り響いた
どっかに落ちたな
俺はそっちの方を向いてまたそいつらの居る部屋に視線を戻した
は…………?
黒いひげの男の手には拳銃が握られていてその下には心臓の近くを抑えているリーゼントの男
殺される
反射的に俺は扉を開け、そいつらの間に入った
銃声の音は雷の音と共に消えた
あ、勿論俺に当たったよ
少し痛かった
「ﾁｯ!!まあ、いい。じゃあな、ゼハハハハ!!!」
そう言って奴は手に何かを持って逃げて行った
『…アンタ大丈夫?』
「ｶﾞﾊｯ……、お、前…撃たれ、てる……」
いやいや、アンタの方が重傷だから
『今は喋らない方がいいよ』
しかもアンタ、ナイフ刺されてる
“海癒し”
手に白い光を集め、傷口に当てれば傷が塞がった
『これはあくまで応急処置だからね。あとは船医にでも見てもらいな』
俺は落ちていた銃を持ち、上に向かって１発放った
そして一気に龍なり看板を蹴って雨雲へと隠れながら飛んだ
あ、マントも何もしてない
まあいいや
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久遠 - 『血筋』の「ギャバンも死んだ…お前らと政府がね」は、接続詞が「が」だと文章的におかしいので「お前らと政府によってね」のほうがいいと思います。 (2018年3月16日 14時) (
レス) id: 977ed6dc6a (このIDを非表示/違反報告)
Reiran(プロフ) - すいません、気になったの……。看板じゃくて甲板だと思います (2018年1月28日 22時) (レス) id: d8d89cf29a (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - 皆さん、沢山のコメントありがとうございます!!これからもよろしくお願いします!! (2018年1月21日 22時) (レス) id: d97384e260 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - これからも更新頑張ってください！！楽しみにしています！！！ (2017年11月16日 18時) (レス) id: 8868d15013 (このIDを非表示/違反報告)
さんいちぜろ(プロフ) - とても好きな作品です。是非更新頑張ってください (2017年4月29日 21時) (レス) id: eee8c5fd20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUGI x他1人 | 作成日時：2017年1月29日 19時
