紹介〜ユノside〜 ページ42
チャンミンと二人で成し遂げたドームでのライブ。
ファンからの大きな歓声に 確かな手応えを感じた。乗り越えてきた試練が無駄ではなかったと改めて思う。
バックステージの廊下では たくさんのスタッフや関係者が出迎えてくれた。
後輩のグループとAの姿。『お疲れ様』の一言といつもの柔らかい笑顔。
二人での再出発のライブには 僕達の家族も来ている。
ユノ『A、打ち上げ来るでしょ？』
A『ん…。』
ユノ『Aに会わせろって 妹がうるさいんだ』
驚いた顔を見せながら固まるA。
ユノ『ジへはAIのファンなんだ。同じ事務所だったらってしつこくて』
僕は打ち上げ会場で 家族にAを紹介しようと考えていた。
妹からしつこく言われていたのは事実だし、良い機会だとも思った。
ただ、Aが日本に行く前にしたプロポーズの返事は まだ聞けないでいる。
真剣に付き合っていると社長には言ってあるけど…。
打ち上げ会場に向かう車中で チャンミンから言われた事を思い出した。
チャンミン『Aの顔色 凄く悪かったですよね。大丈夫ですか？』
『少し気にかけてた方がいいですよ』
さっきは気付かなかった。チャンミンの気のせいだよ きっと。
ドームの近くのホテルには、既に多くの人が集まっていた。
スタッフ、ダンサー、バンドメンバー。ライブのスポンサーや事務所関係者。
いろんな人に挨拶をしながらテーブルを廻って歩いた。
普段は飲まない僕だけど、今日はアルコールを飲んでいる。
広い会場の中にいるはずのAを探す。だが、次々に話しかけて来る人で 中々近くにいけないでいた。
チャンミンが自分の家族と一緒にAと話している。
笑顔で会話している彼女。その近くには 僕の家族もいた。
静かに近づくと、チャンミンが目で合図をくれた。
僕はAの手を引いて 彼女を自分の家族に引き合わせた。
ユノ『父さん、母さん。今日は見に来てくれてありがとう。こちらはAさん。少し前まで僕達のスタイリストをしてくれてたんだ。』
突然の事にAは驚いた表情で僕を見上げた。微笑みを返して頷く。
A『は、はじめましてAと申します。ユンホさんには大変お世話になっております』
ユノ母『あらあら こちらこそ息子がお世話になってます』
Aに会いたがっていたジへは、興奮している。
ジへ『お兄ちゃん、ほんとにAIさん！嘘！やだ！』
このはしゃぎよう…。Aと同じ歳には思えない。
紹介 2〜ユノside〜→←達成感の裏で〜チャンミンside〜
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xiulove(プロフ) - この小説が好きです!!!それだけでも伝えたくて… (2019年8月24日 18時) (
レス) id: 855436cca3 (このIDを非表示/違反報告)
xiulove(プロフ) - 返信ありがとうございます。先程も失礼しました。初めて読んだとき、おもいっきりのめり込んでしまいました。それからも急によみたくなり…続きを見つけては読んでという感じでした。無理はしないでください!!!待ってるといいながら矛盾してるかもですが… (2019年8月24日 18時) (レス) id: 855436cca3 (このIDを非表示/違反報告)
慧(プロフ) - xiuloveさん» 気が変わったらこのままか更新しますね (2019年8月24日 18時) (レス) id: 46991f216e (このIDを非表示/違反報告)
xiulove(プロフ) - えっ( ・д・)そうなんですか(；ω；) (2019年8月24日 18時) (レス) id: 855436cca3 (このIDを非表示/違反報告)
慧(プロフ) - xiuloveさん» ありがとうございます。実は思うところがあり、このまま更新せずに、全部消してしまおうかと悩んでおります (2019年8月17日 19時) (レス) id: 46991f216e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：慧 | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/kei3339/
作成日時：2014年5月15日 16時
