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ありえない事 ページ6

ラジオ出演の打ち合わせ。

台本らしき物があるような無いような…。

ソンさんは、二人が上手くやってくれるから大丈夫だと言っていたけど 不安でしょうがない。

リョウク『そんなに緊張しなくても大丈夫だよ〜。』

A『…だって私口下手だし。アーティストの人達みたいに歌で繋げないし…』

ソンミン『何とかなるよ!僕らと初めて会ったわけじゃないだろ?』

A『ライブ中継あるし…。第一、私みたいなのが出演しても誰も興味もたないでしょ?つまんないじゃん…』

リョウク『AIの謎な部分を解明するのが目的(笑)Aは、自分が思ってる以上に注目されてるんだよ!ねぇ、ヒョン!』

ソンミン『Aが気づいてないだけだよ』(笑)

A『……余計にプレッシャーなんですけど……』

無情にも時間は刻々と過ぎていく。

オンエアの少し前 私はスタジオの片隅にある電子ピアノに触れた。

リョウク『弾けるの?』

A『ちょっとだけね…』

ソンミン『何か弾いてみてよ。触りだけでいいから。』

二人があまりにしつこく言うので ほんの少しだけ曲を弾いてみた。

A『はい!終わり!』

リョウク『日本の曲?綺麗な曲だね』

ソンミン『A、絶対音感持ってる?』

A『子供の頃からピアノは習ってたから。』


リョウク『なんて言う曲?教えてよ。僕覚えたい!』

A『雪の華って言うの。日本では有名な歌だから調べてみて。』


こんな何気ないやり取りが まさか番組中に自分の首を絞めることになるとは思わなかった。


シュキラが始まる時間 二人がいるスタジオに入ると ガラス越しにたくさんの人がいるのが見えた。

それは…AIに憧れているファンの姿。

表に中々出ない私と、少しでも交流を持ちたいと思って集まった人々だった。

4重にも5重にも出来たその列を見て 驚きと戸惑いを隠せない私は 言葉に詰まってしまう。

オッパとリョウクのフォローでその場をしのいだが その後にありえない事が起きた。


ソンミン『AIはピアノが弾けるんだよね。絶対音感持ってるんだよ。寒い中外に集まってくれてるファンの皆さんに感謝の意味を込めて、1曲披露してくれます』


ニヤニヤしながら私を見る二人。

してやられた……。


ファンが喜んでいる手前 強く断ることも出来ず私は電子ピアノの前に座った。


半ばやけくそ気味に鍵盤に指を滑らせた。

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設定タグ:SuperJunior , キュヒョン , ユノ   
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そらぞう(プロフ) - はい!楽しみに待ってます! (2014年5月15日 20時) (レス) id: f7e9c2c335 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - そらぞうさん» コメントありがとうございます。あとは、afterstoryの方でそれぞれのお話を書けたらと思ってます。キュヒョンとの絡みもあるかも?しれないですよ。 (2014年5月15日 18時) (レス) id: b16b47566a (このIDを非表示/違反報告)
そらぞう(プロフ) - ホントのラストですか…?お疲れ様でした~。私としてはきゅひょんさんとのラストを期待していましたが、こういう落ち着き方何ですね。長く追い掛けてきて何度も涙しました。ありがとうございました!! (2014年5月15日 16時) (レス) id: 62b339f5e3 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あやさん» コメントありがとうございます。只今、ラストを下書きしています。何度も書き直してまして、まだアップできません。お待ち下さいませ。 (2014年5月15日 14時) (レス) id: 35097dfc61 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - ここに来ての初コメです・・・とうとう終わりが来てしまいますね ライブの前日のようなドキドキを味わっています。とっても楽しませてもらいました ありがとうございます!! (2014年5月15日 14時) (レス) id: 01b01bc73b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/kei3339/  
作成日時:2013年12月15日 18時

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