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Act.27 ページ9

幹部会議をして、ピアゾの報告をしていた。


ジル「ピアゾは元々勢力がなかった。それが軍艦・MS・武器・火器・兵士が大量に流れている。バックがいないなんて考えられない」

A「…もし開戦になった場合極端に2つに分かれる」

モモ「2つに?」

A「1つはどちらかを根絶やす種族戦争にもどるか。2つめは本当の平和になる為に最後の戦争になるか…どっちか。だから迂闊に行動が出来ない」

シオン「…そうね…どうするの?」

パックス「このまま静かに見ていてもテロの被害が拡大するぞ?」

A「…レイン、極秘コードでリック兄を呼び出して。エミリーは、プラントのラクスに」

エミリー「…いいんですか?」

A「皆に話しをしたいから」

レイン「…わかった」


モニターにリックやマリュー達とラクスやキラやイザーク達が映った。


リック「お前!大丈夫なのか!?」

A「心配かけてごめん」

ラクス「ご無事なお姿を見れて安心しましたわ」

A「ありがとう。…知っていると思うけど、彼らが言っていたことは半分真実で半分偽り」

リック「これから、どうするんだ?」

A「ピアゾと戦う…!」

シオン「…代表がその気持ちなら、私達も一緒に戦わないわけにはいかないものね」

リック「俺も」

A「…リック兄…」

リック「アステールの国民を危険に晒してしまうけど…俺は、あの夜自分にも、マリアにも誓ったからな。お前達と同じ気持ちだ」

キラ「それに僕も同じなんだから、僕の戦いでもあるから」

A「だけど、アークエンジェルのクルーのみんなやキラは辛いと思う。特にキラとミリィ…」

ミリアリア「…どうして?」

キラ「…え?なんで…?」

A「……ピアゾの中に…サイ・アガール。カズイ・バスカークがいるから…」

キラ「…え」

ミリアリア「うそ…」

A「友達と戦うことになるんだよ…?」

キラ「…それは、Aも一緒でしょ?」

A「…え?」

キラ「戦う相手のことを知っているから」

A「…」

キラ「僕は大丈夫だよ。今はAが心配だよ」

A「…キラ」

ミリアリア「あの二人と話し合えばわからない人間じゃないもの!大丈夫よ!」

A「ミリィ…」

シン「…俺も戦います!」

A「シン君…」

シン「約束、したでしょ?【俺も応援するから】って…。俺の気持ちは変わらない」

イザ「俺達もだ」

ディ「仲間を守る為にな」

A「イザーク、ディアッカ…」

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設定タグ:ガンダムSEED&DESTINY , 種・運命 , アニメ   
作品ジャンル:アニメ, オリジナル作品
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作者名:瑠華 | 作成日時:2022年2月14日 1時

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