Act.29-5 ページ31
ブリッジの扉が開いて、銃を持った男が見回りをしていた。
男「…こっちは異常ない…了解」
ブリッジの扉が閉まって、銃を持った男はどこかへ行った。
アル「キル…聞こえる？」
キル「アル、どうした？」
アル「銃を持った男がうろついてる」
キル「マジか！」
アル「大きな声出さないで。小さな脱出用のシャトルを見つけた。ロックを解除するからその場所に行って」
キル「わかった。場所は？」
アルは画面を見た。
アル「ナビするから」
キル「わかった。おい、みんなここから出るぞ」
アルマ「出るって…どこに？」
キル「銃を持った男がうろついてるから」
アリス「ザフトじゃなくてルーツでもなく？」
キル「アル、その男ザフトだった？ルーツだった？」
アル「両方違う。軍服着てなかった」
キル「マジか…軍服着てなかったって」
ヴィヴィアン「まぁ、どうしましょう？」
ノーマン「ここから脱出した方がいいね」
ジャスパー「みんな荷物持って…」
キル「荷物持っていったら邪魔になるだけだから、必要最低限持っていくぞ」
アル「キル、あのケースは必ず持って行ってね？」
キル「わかった」
シュナ「キル、ルイお願いね？」
キル「わかった。みんな準備いいか？」
アリス「いいよ」
キル「扉開けるぞ？」
プシューと音がして扉が開いた。
キルは周辺の様子を伺いキルラの手招きでみんな部屋から出た。
アルはシャトルまでナビをしてシャトルに乗り込もうとしたら男に見つかった。
ニコル「早く扉を閉めなきゃ！」
キルは操縦席に行き見覚えのある操縦席だった。
ボタンを押してシャトルの乗り口が閉まった。
男は外で「くそっ！」と言っていた。
キル「アル！こっちはOKだけど、銃を持ったおっさんに見つかった！」
アル「ロックは解除した。わかったすぐに向かう！そこで待ってて」
キル「気をつけろよ！何人か見たから」
アル「うん。シュナ行こう」
シュナ「う、うん」
ブリッジを出てシャトルの方に向かったが途中男に見つかり
アルはあるものを見つけた。
アル「シュナ！こっち！」
シュナの腕を掴んで走った。
シュナ「シャトルはあっちだよ！？」
アル「いいから！」
ワイヤーみたいなのがぶら下がっていた。
アル「ここに足乗せて、手はここ！しっかり持っててよ！」
シュナ「これって…MS！？」
アル「そう！」
２人はコックピットの中に入った。
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作者名：瑠華 | 作成日時：2022年2月14日 1時
