Act.27-5 ページ13
A「紹介するわ。キラよ。キラ…彼がカナード・パレス…あたし達の兄」
カナード「思ってたより軟弱だな？」
A「…顔はあなたと同じでしょι」
カナード「……はじめまして…って言った方がいいのか？」
キラ「…はじめまして…」
カナード「安心しろ。お前を殺すとか考えてねぇーから」
キラ「…あ、うん…」
A「彼にも知る権利があるから。リドルのこと。それでここまで来てもらったの」
アス「…そうか」
A「…それよりどうしたの？」
キラ「あ、ここなんだけど…」
紙を渡した。
A「ここは、これをこっちにつなげばいいの」
キラ「あ、そうゆうことなんだ。ありがとう」
A「うん」
しかし２人は出て行かなかった。
A「…どうしたの？」
アス「また何かをするかもしれないから」
A「カナードは大丈夫だよ」
アス「…いや、Aの方だι」
A「�瑤△燭掘�？」
カナードは笑っていた。
カナード「お前、やっぱ面白いな」
A「…え？」
カナード「俺に銃渡して殺せって言ったり、俺が襲うとか微塵も思っていないから」
A「…あなたを信じてるから」
カナード「そう簡単に人を信用するなよ」
A「簡単にじゃないよ。あなたから殺気も感じないし、あなたの言葉も嘘偽りもない。あたしやキラを憎んでいたことだって、誰かに教えられてその憎しみも消えているんじゃない？」
カナード「…どうして、そう思う？」
A「憎しみは、誰かに教えて貰わないとその気持ちは消えないから。実際にあたしがそうだった」
カナード「……鋭いな？やっぱり…で、俺に何をさせたいんだ？」
A「…知っているんでしょ？ピアゾのスポンサーと代表が誰か…」
カナード「あぁ、知ってる」
アス・キラ「「！！？」」
A「誰なの？」
カナード「元アステールの国家議員だ」
A「…！！？」
カナード「そいつは、元はロゴスにも参入していた」
A「……ちょっと、待って！…生きてるの！？」
カナード「…あぁ」
アスランとキラは誰なのか想像出来なかった。
A「そう…」
カナード「…それから」
A「…？」
カナード「ピアゾに元ルーツ軍の人間がもう１人いる」
A「…え？リドルだけじゃないの？」
カナード「あぁ。女だ」
A「…女…？」
カナード「以上が俺の知ってるすべてだ」
A「…ありがとう」
カナード「いや」
カナードはユーラシアに戻った。
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作者名：瑠華 | 作成日時：2022年2月14日 1時
