Act.9-6 ページ6
A「どの道を選ぶのは、あなた達の自由です。しかし、私は真に望む未来を選択します」
マリュ「その未来とは…?」
A「種族関係なく、支え合いながら一緒に平和を築き上げていく。そうゆう平和な世界に…」
「「「……!!」」」
ムゥ「それは、いくら何でも難しいのでは!?」
A「確かに容易ではありません。だけどそれが、私の望む未来です」
キラはここで初めてAとルカの夢の内容を知った。
エリック「その軍服を裏切れないのなら、手を尽くそう。君らは若く力もある。見極められよ。真に望む未来をな…まだ時間はあろう」
キラ「エリック様はどう思っていらっしゃるのですか?」
エリック「ただ剣を飾っておける状況ではない。そう思っておる」
ピッピッピッとAの腕時計から電子音が聞こえて、ボタンを押したら、モニターが出てきてリックが映った。
A「どうしたの?」
リック「大変だ!大西洋連邦がこっちに向かってきているって情報が入った!」
キラ「!」
A「要求は?」
リック「『我々の協定国とならない場合、プラント協定国とみなし、武力行使する』と言ってきている」
キラ「!!」
A「お父様、代表…」
エリック「そんなバカげている要求はのめない。話し合いの定義を申し出る」
A「リック兄、国民の避難を最優先に進めて!それから戦闘の準備も」
リック「話し合いの提議を申し出るって言っているんだ、戦闘にならないだろ?」
A「アズラエルが提議に同意すると思うの!?」
リック「…しない?」
A「狙いは、マスドライバーとモルゲンレーテなんだから!それに何事も準備していて損はないよ!大事な国民の命がかかっているんだから!」
リック「わかった!」
A「あたしも国民に避難を呼びかけてから、戦闘の準備する」
リック「あぁ」モニターが消えた。
キラ「僕も一緒に戦うよ」
A「ありがとう」
準備を進めていた。
リック「国民の避難は完了した」
A「わかった。アズラエルからは?」
リック「何も無い」
A「…戦闘準備の方を早く整えて」
リック「あぁ」
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作者名:瑠華 | 作成日時:2022年2月12日 18時