検索窓
今日:8 hit、昨日:1 hit、合計:64,578 hit

Act.17-2 ページ46

アス「戦争をなくすためにロゴスと戦うと。議長はおっしゃいました」

デュランダル「あぁ。戦いを終わらせる為に戦いをというのも矛盾した困った話しだが…だが、仕方ないだろ?彼らは言葉を聞かないのだから。それでは戦うしかなくなる」


アスランはキラと会った時のことを思い出した。


アス「では、何故彼らを…」

デュランダル「…ん?」

アス「アークエンジェルとフリーダムを討てと命じられたのですか?」

シン「アンタ、まだ…!」

デュランダル「アスラン…」

アス「あの船には確かに不用意に戦局を混乱させたかもしれません。でもその意思は私達と同じでした。戦争を終わらせたい!っと…こんなことはもう嫌だと。デェストロイに立ち向かったのだって!彼らの方が先だ!なのに、何故!?話し合う機会すらないままにあんな命令を!」

デュランダル「アスラン!では私も聞くが、ならば彼らは私達のところへ来なかった?」

アス「!?」

デュランダル「思いが同じと言うのなら、彼らがこちらに来てくれても良かったはずだ。私の声は届いていただろう?なのに何故彼らは来ようともせず戦ったのだ?」

アス「……」

デュランダル「機会がなかったわけでもあるまい。グラディス艦長も戦闘前には投降を呼びかけたと聞いている」

アス「それは!」

アスランはミーアを睨んだ。


デュランダル「…ん?…フッ。ラクスだって、こうやって共に戦おうとしてくれている」

アス「……くっ!…議長!!」

シン「ア、アスラン!」

デュランダル「君の憤りはわかる」

アス「…!?」

デュランダル「何故こんなことに、何故世界は願ったようにうまくいかないのかと…実に腹立たしい思いだろう。だが、言ってみれば…それが今のこの世界と言うことだ」

シン・アス「「!?」」

デュランダル「今のこの世界では、我らは誰もが本当の自分を知らずその力も役割も知らず、ただ時々に翻弄されて生きている」

アス「議長!」

デュランダル「アークエンジェル…いや、君の友人のキラ・ヤマト君に限って言っても…そうだな…私は実に彼は不幸だったと…気の毒に思っているよ」

アス「…不幸…?」

Act.17-3→←Act.17



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
33人がお気に入り
設定タグ:ガンダムSEED&DESTINY , 種・運命 , アニメ   
作品ジャンル:アニメ, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:瑠華 | 作成日時:2022年2月12日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。