Act.15-3 ページ32
A「そりゃ、あたし達の担当教官だったから…でもいきなりルーツの代表って言われても驚くよ!」
トム「エトワール教官に言えよ…ι」
A「わかった。あとで言う!」
会議室に到着した。
トム「それで、どうしたんだ?」
A「少しの間、ここにいていい?」
トム「代表なんだから、Aの思うことをやればいいじゃないか?」
A「でも、管理責任者であるトムの許可が必要でしょ?」
トム「Aの意見に同意だから、好きなだけいればいいよ。補給も整備も何でもやるから」
A「ありがとう」
トム「ったく、代表ならその地位を使えよ…ι」
A「これは、あたし達の問題でルーツは関係ないよ。ルーツは中立軍なんだから」
トム「了解…ιここにいる以上、安全の保障やすべてのことは任せてくれ。自由にしてもらって構わないから」
キラ「ありがとうございます」
ルカ「今どうなってる?」
トムはTVモニターをつけた。
トム「まぁ、この通りザフトはヒーローきどり、連合は悪役ってね」
A「アステールは?」
トム「連邦と同盟を結んだ」
A「…そう」
トム「リックさんから連絡があった。もしAがここに来たら、伝えてくれって伝言を頼まれた」
A「リック兄から?」
トム「『お前の思う道に進め。カイとアステールのことは俺が何とかする。だから安心しろ』って」
A「リック兄…」
トム「国民もAのことわかってくれたぞ?」
TVのチャンネルをかえた。
男「A様が選んだ道なんだから、正しい道だ!」
女「今時政略結婚なんて流行らないし、A様には、好きな人と幸せになってほしいわ!それが女の幸せなんですもの!」
男「今まで我々、国民はいつもA様に守られていた。今度は、我々がA様を守る番だ!」
男「A様は、我々国民の宝だ!」などなどだった。
それを見たAは嬉しくて泣いていた。
それからアステール&連合軍VSザフト軍はガーデナラス海峡で開戦した。
アークエンジェルも介入した。
Aは、アステール軍に停止を呼びかけたが、
ユウナ「Aの偽者だ!討て!」とAの話の途中で攻撃してきた。
結局止められなかった。
ルーツに戻り、Aは苛立ちと悲しみの表情で帰ってきた。
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作者名:瑠華 | 作成日時:2022年2月12日 18時