俺と君の手のひら#Daiki.S (ページ8)

今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:8,892 hit

7.過去 / 付き合った日ページ8

.

大毅side

まぁまぁこの辺で分かったかな？

俺は初めて会った日からAが好きやった。

はい、この言葉忘れないでねー！！

過去のお話はこれが最後やで！

皆さんお待ちかね、付き合った日の話。

あの日はとても暑かった。

( 回想 )

重岡
「暑い～」

「しげ、汗かきすぎやろ」

部活から帰ってるとき、偶然飼い犬の散歩をしてたAに会い、

一緒に歩いてた。

重岡
「やってコーチ鬼やで？

こんな暑いのに休憩たったの３分！酷ない？」

「マジで？鬼やなー」

重岡
「やろ？地獄やわ～」

このときはほんまに暑くて暑くて、

でもAと一緒やからちょっとでもかっこつけようと必死やった。

俺はいつか神ちゃんと３人でしてたある話を思い出したんや。

重岡
「この前さ、A好きな人おるって言ってたよな？」

「え？あー、」

重岡
「誰なん？」

こんとき、俺はただ好奇心でAに聞いた。

でもAから返ってきたのは、予想外で、

「しげ、かな」

重岡
「え？」

真っ白な顔を赤く染め、確かに

“ しげ ”と言ったんや。

「しげは？」

Aは言ってくれた、

せやから俺も言おうって、

重岡
「俺も、俺も…
俺も、初めて会った日からAのことが好きやった。

こんな俺でよければ、付き合ってくれませんか？」

「もちろんっ」

・

こんな感じで俺らは付き合って、今に至ります！

いやぁ、青春やわぁ (

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

次から本編に戻ります！

.