俺と君の手のひら#Daiki.S (ページ6)

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5.過去 / 出逢いページ6

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大毅side

へーい！大毅です！

ここまで読んでくださった皆さん！！

なんでこんな性格真反対の２人が付き合ってんの？

って考えてるでしょ！

分かった、この重岡大毅が教えてやろう！

俺とAの出逢いは高校の入学式。

クラスの表を見て、俺は1年4組の教室に向かった。

( 回想 )

『おぉ～、しげ～』

『俺もおる～』

『俺の席…どこ？』

重岡
「おっ、神ちゃん！小瀧！流星！」

中学校からの友達、

神ちゃん、小瀧、流星と同じクラスだった。

神山
「しげ自分の席見た？俺の斜め後ろやで！」

重岡
「神ちゃん近いん？安心やわ～」

神山
「おん。出席番号順やからな～」

重岡
「じゃあ隣は…小瀧？」

小瀧
「残念ながら俺はしげの列の1番前～。

あ、しげ1番後ろやで！」

重岡
「神山の次小瀧ちゃうんや。」

隣の人の名前を知るため、俺は黒板の座席表を見に行った。

1 阿部あかり / 6 小瀧望

2 岩永真子 / 7 小林太一

3 岡崎龍二 / 8 駒田健人

4 神山智洋 / 9 佐藤春奈

5 木村A / 10 重岡大毅後省略

重岡
「木村…A…？」

知らん名前やった。

あとから聞いたことやけど、Aはかなり遠くの

中学校から来たらしい。

藤井
「あ、あの子ちゃう？」

流星の指差す先を見ると、

綺麗な黒髪の美女。

A
「重岡くん？」

重岡
「あ、はい。木村さん？」

A
「これからよろしく！」

一目惚れやった。

俺はこの日からAと仲良くなろうと必死やった。

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