俺と君の手のひら#Daiki.S (ページ5)

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4.ご飯ページ5

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大毅side

ハンバーグを作るA。

を、見てる俺。

「 …そんな見らんでくれへん？」

重岡
「お腹すいてん」

「まだ焼いてないから」

ほんまは料理するAを見たいだけ。

なーんてね、てへ (

「なぁ、暇なら玉ねぎ切るの手伝って」

重岡
「えっうそーん」

切れる訳ないやん！！

料理は全部A任せなんに…。

「 …もー、しゃーないなぁ。

来て、一緒やろ？」

重岡
「 …おん！」

Aのお料理講座、はじまりはじまり～

「玉ねぎはみじん切りやから、線いれよっか！

全部切らんように気をつけてな？」

重岡
「おん… 」

Aの言われた通りにやってみる。

でも、料理初心者の俺はもちろん…

重岡
「あー！むずい！無理無理！」

「もー、しゃーないなぁ… 」

Aが横に来たと思ったら…

包丁を持つ俺の手の上に自分の手を重ね…

余った左手は、俺の腰に。

「大毅？切るで、

手切らんように… 」

横でなんか言ってるけど、なんも聞こえへん。

俺の心臓バックバク。

重岡
「あ、分かった分かった！できるできる！」

「え？まだ全部言うてないけど…？」

重岡
「だいたい言いたいこと分かった、ありがと」

なんとか俺の心臓は元に戻り…

「「いただきまーす！」」

重岡
「うんまー！！」

「一緒に作ったの、はじめてよな？」

重岡
「いつもの100倍うまい！」

「それは言いすぎや笑

でも、美味しいわ… 」

なにこのツンツンツンツンツンツンツンツンデレ！！

ほんま好きやわぁ。

「ん？なんかついてる？」

重岡
「あっ、いや、なんもない」

あれ、俺そんな見てたん？

はっず…。

・

「「ごちそうさまでしたー！」」

重岡
「美味しかったー！

また一緒作ろ！！」

「おん、しゃーなしやで」

ツンツンツンツンツンツンツンツンデレやわ、やっぱり。

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