Episode 106 ページ7
学校の近くのファミレスに入って、3人共パフェを注文した。
愛夢はどうしても甘いものが食べたかったらしい。
向かいの席に座った愛夢が身を乗り出して話しかけてくる。
｢でさ、A。
ずっと気になっとったから聞いちゃうけど｣
｢へ？うん｣
｢Aとシゲって付き合っとるん？｣
｢ふわぁっ！｣
飲んどった水を吹き出しそうになった。
｢えっ？な、何？何で？｣
向かいに座っとった愛夢と桜悠は、顔を合わせて
｢だってねー？｣｢ねー？｣
と相槌を打っとる。
桜悠がコップに刺さっとるストローをクルクル回しながら話した。
｢実はー、この前友達が昼休みにシゲに用があって会いに来てさー、屋上行ったみたいやから追いかけて来るとか言っとってー｣
げっ！
｢そうそう、
そしたら中間さんと一緒にお弁当食べとって近づかへん雰囲気やったけど、あの2人付き合っとるん？
みたいに聞かれてさー｣
ばれとったんかーーい！
｢ね。
でもうちらも知らへんし、何か事情があるみたいやから、口止めはしといたけど。｣
2人共、私が隠しとるん知っとって聞かないでくれとったんか……。
｢あ…あのね、実は、私…！｣
｢お待たせ致しましたー！
いちごパフェと、抹茶パフェと、チョコレートパフェです！｣
話を切り出そうとしたら、店員さんが来た。
愛夢が元気よく手を挙げる。
｢あ、あたしチョコー！｣
｢抹茶こっちです｣
｢いちごください……｣
愛夢と桜悠は早速パフェを食べ始めた。
｢チョコうまーっ！桜悠のも美味しそう！
1口ちょーだい！｣
｢ええよー。
あっ、ちょコイツ貴重なわらび餅食べやがった！｣
｢ほらチョコのとこあげるー。
Aのも食べてええ？｣
｢A、ボーッとしとったら愛夢に大きないちご取られるで！｣
｢う…うん……｣
愛夢は心底幸せそうな顔でパフェを食べとった。
｢美味しー！で、何の話やっけ？｣
｢忘れんなや、シゲの話やろ｣
｢あ…うん。
私ね、重岡と付き合っとるとかやなくって、ちょっと脅迫されて一緒におったというか｣
2人が目を見開いて同時に叫んだ。
｢｢脅迫？｣｣
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重岡☆こりんてーてー - こんにちは！コメントありがとうございます(*´-`) そうですか…笑 今度読んでみますね！ お勧めしてくださりありがとうございます(*^^*ゞ (2018年5月3日 14時) (
レス) id: 3eeeda1e99 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ。(プロフ) - 重岡☆こりんてーてーさん» 面白いです！ぜひ読んでみてください！ほぼ私の書いてるこの作品と変わりませんが…笑 (2018年5月3日 8時) (レス) id: fba619e418 (このIDを非表示/違反報告)
重岡☆こりんてーてー - こんにちは！コメントありがとうございます(*´-`)私も朝倉さんという方の本、読んでみたいです！ 面白いですか？ (2018年5月2日 22時) (レス) id: 3eeeda1e99 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ。(プロフ) - 重岡☆こりんてーてーさん» ありがとうございます！あ、違います…朝倉さんという方のやつです…！こちらも面白いのでぜひ読んでみてください！美麻さん…読んだことないので読んでみたいです！ (2018年5月1日 21時) (レス) id: fba619e418 (このIDを非表示/違反報告)
重岡☆こりんてーてー - こんにちは！嘘ツキ彼女とニセ彼氏。読ませて頂きました！とても面白かったです！ ちょこ。さんの大好きな本って、美麻さんの本ですよね？私も持ってます！キュンキュンしますよね！ 同じ作者のファンとしてこれからも応援してます！新作出たら教えてくださいね！ (2018年5月1日 21時) (レス) id: 3eeeda1e99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこ。 | 作成日時：2018年4月2日 17時
