Episode 142 ページ43
重岡がピタリと足を止めた
目の前には電柱がある
｢あ、着いてもうた
重岡ともっと一緒におりたかったのに｣
思わず本音が漏れて、自分の言った言葉に赤面する
重岡は困ったように笑った
｢やめてや、そないかわええこと言うん、
帰したくなくなってまうやん｣
私の頭を重岡がポンポンと撫でた
｢まぁ、これからずっといっしょやし
そない焦る必要も無いやろ｣
重岡が目を細めて、どことなく色気のある笑顔を見せた
こういう時の重岡って、違う人みたいでドキドキする
｢まずAは、恥ずかしがらずに名前で呼べるようにすること｣
｢気づいとったんや｣
｢当たり前やん｣
いきなり大毅って呼ぶのはやっぱり恥ずかしい
私は繋いどった手に少し力を入れて、小さな声で彼の名前を呼んだ
｢ほな…またね明日…大毅｣
｢よーできました｣
重岡は嬉しそうに目を細めて、素早く私にキスした
顔が熱くなる
｢____！
うぅ、悔しい…
何か私ばっか振り回されっぱなしなんやもん…｣
重岡がニヤリと笑う
｢そないなことないって、
あの時言っとった形勢逆転とかやって、最初っから結果は決まっとったわけやしさ｣
｢へ？何それ？｣
意外な単語が出てきて首を捻る
｢さぁな、きーつけて帰りや｣
｢あ｣
言われた言葉の意味を考えとったら、重岡は1人で歩いていってしもた
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重岡☆こりんてーてー - こんにちは！コメントありがとうございます(*´-`) そうですか…笑 今度読んでみますね！ お勧めしてくださりありがとうございます(*^^*ゞ (2018年5月3日 14時) (
レス) id: 3eeeda1e99 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ。(プロフ) - 重岡☆こりんてーてーさん» 面白いです！ぜひ読んでみてください！ほぼ私の書いてるこの作品と変わりませんが…笑 (2018年5月3日 8時) (レス) id: fba619e418 (このIDを非表示/違反報告)
重岡☆こりんてーてー - こんにちは！コメントありがとうございます(*´-`)私も朝倉さんという方の本、読んでみたいです！ 面白いですか？ (2018年5月2日 22時) (レス) id: 3eeeda1e99 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ。(プロフ) - 重岡☆こりんてーてーさん» ありがとうございます！あ、違います…朝倉さんという方のやつです…！こちらも面白いのでぜひ読んでみてください！美麻さん…読んだことないので読んでみたいです！ (2018年5月1日 21時) (レス) id: fba619e418 (このIDを非表示/違反報告)
重岡☆こりんてーてー - こんにちは！嘘ツキ彼女とニセ彼氏。読ませて頂きました！とても面白かったです！ ちょこ。さんの大好きな本って、美麻さんの本ですよね？私も持ってます！キュンキュンしますよね！ 同じ作者のファンとしてこれからも応援してます！新作出たら教えてくださいね！ (2018年5月1日 21時) (レス) id: 3eeeda1e99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこ。 | 作成日時：2018年4月2日 17時
