Episode 113 ページ14
｢落ち着きました？中間先輩｣
｢……｣
私は、つい今さっきまで可愛い後輩やったはずの小瀧くんをじっとりと睨んだ。
｢……一体何者なん、あんた。
可愛い天使な後輩やなかったん？｣
小瀧くんはいつものしおらしい様子は何処へやら、椅子にどっかりと足を組んで話し始めた。
｢ざっくり言ってまうと、僕に告ってきた子がおったんです。
せやけど、その子が重岡先輩の方がカッコいいからとか言うてあっさり乗り換えやがって、ちょっとムカついたんです。せやから中間先輩にちょっかいかけてみたんです｣
｢はい？｣
何言うとるんやろ、この子……。
言っとる意味が分からへんのやけど……。
｢えっと…つまり小瀧くんは好きな女の子がおって、せやけどその子が重岡のこと好きになってもうたってこと？｣
小瀧くんはきっぱりと言い切った。
｢いや、僕はその子のこと、別になんとも思ってへんのやけど｣
なんとも思ってへんのかい！
｢せやったら別に重岡のこと好きになってもエエやんけェ!!｣
ほんまなんなんこの子…
小瀧くんは妙に演技がかった口調で語り始めた。
｢ほら、僕って可愛いやないですかぁ｣
｢自分で言うんかい｣
｢中学の時はアイドル状態で、向かうところ敵無しやったんですけどぉ｣
｢それも自分で言うんや｣
｢せやから他の男に負けるなんてこと無かったんですよねぇー今まで
それがちょっとムカついてもうてー
あ、別に負けてませんよ？ちゃんと勝負しとるわけでもないし｣
どっちでもええわ！
よーわからんけど、
とりあえずこの子、すっげぇめんどくさいっ！
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重岡☆こりんてーてー - こんにちは！コメントありがとうございます(*´-`) そうですか…笑 今度読んでみますね！ お勧めしてくださりありがとうございます(*^^*ゞ (2018年5月3日 14時) (
レス) id: 3eeeda1e99 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ。(プロフ) - 重岡☆こりんてーてーさん» 面白いです！ぜひ読んでみてください！ほぼ私の書いてるこの作品と変わりませんが…笑 (2018年5月3日 8時) (レス) id: fba619e418 (このIDを非表示/違反報告)
重岡☆こりんてーてー - こんにちは！コメントありがとうございます(*´-`)私も朝倉さんという方の本、読んでみたいです！ 面白いですか？ (2018年5月2日 22時) (レス) id: 3eeeda1e99 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ。(プロフ) - 重岡☆こりんてーてーさん» ありがとうございます！あ、違います…朝倉さんという方のやつです…！こちらも面白いのでぜひ読んでみてください！美麻さん…読んだことないので読んでみたいです！ (2018年5月1日 21時) (レス) id: fba619e418 (このIDを非表示/違反報告)
重岡☆こりんてーてー - こんにちは！嘘ツキ彼女とニセ彼氏。読ませて頂きました！とても面白かったです！ ちょこ。さんの大好きな本って、美麻さんの本ですよね？私も持ってます！キュンキュンしますよね！ 同じ作者のファンとしてこれからも応援してます！新作出たら教えてくださいね！ (2018年5月1日 21時) (レス) id: 3eeeda1e99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこ。 | 作成日時：2018年4月2日 17時
