Episode 36 ページ37
『同じクラスやから』とか『誰でもええ』とか。
その通りやし、別に間違っとるわけでもないんやけど、いちいち言葉がチクチク刺さる。
重岡と中山さんは、付き合いが長いからかどこか入ってけへん空気がある。
幼なじみなんやから、当然と言えば当然なんやけど。
_______それをつまらへんと思ってしまう私はやっぱり性格が悪い。
｢傘盗られてもうたから、偶然入れてもらっとっただけやで｣
｢なんや！せやったら家近いしウチが入れてったろか？ティンクにも会ってほしいし｣
そう言って重岡の手を引っ張っていこうとする中山さん。
ティンクって何やろう。
『よかったやん、重岡。中山さんと一緒に帰りなよ』
笑ってそう言おうとしたけれど
した、け れ ど。
｢私、重岡と話があんねん！｣
けっこうな大声で叫んだ私に、2人ともポカンとした顔をした。
私も驚いてます。
なんでそんなことを言ったのか自分でも分からへんけど、引っ込みがつかへん。
｢あ、話っていうか、その、えっと………｣
｢あ、せやったわ。ちょっと聞きたいことあったんよ。未来は先帰っといて〜｣
重岡も合わせてくれた。
中山さんは不思議そうな顔をしながら、
｢そうなん？ほなまたね！｣
と、手を振ってくれた。
あんなにいい子なのに、なんで私は2人が話すのが嫌なんやろう。
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ちょこ。(プロフ) - ちゃいばるさん» ホントですか？！笑 あんまり元の本と変わらないですが楽しんでもらえていたら幸いです(´▽`)ﾎｯ ありがとうございます！頑張ります(；_；) (2018年3月4日 4時) (
レス) id: fba619e418 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃいばる(プロフ) - たぶん、元となっている話の本、読んだことあります！というか、持ってます笑←。私もこの話好きです。これからも更新頑張ってください！ (2018年3月3日 14時) (レス) id: bc774a4884 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ。(プロフ) - Red Sさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです(*´∀｀*) (2018年2月10日 18時) (レス) id: fba619e418 (このIDを非表示/違反報告)
Red S(プロフ) - この話、すごく好きです！！更新頑張ってください！ (2018年2月10日 16時) (レス) id: 574a581655 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこ。 | 作成日時：2018年1月27日 20時
