Episode 25 ページ26
私と重岡は、相変わらず屋上。
｢お昼、中山さんと食べればよかったんに｣
｢ふぇ？｣
おにぎりを食べてる重岡は、間抜けな返事をした。
ちなみに具は、右から梅、明太子、ツナマヨや。
｢可愛いやん、中山さん。別に遠慮せんでよかったんに。｣
重岡は、ニヤッと笑った。
｢ヤキモチ？｣
｢その見当違いの自信はどこから来るわけ？｣
指についたご飯粒をペロッと舐めながら笑う重岡。
｢未来とはいつでも会えるし。中間の弁当、美味しいからな。｣
中山さんの下の名前って、未来って言うんだ。
しかも、呼び捨てなんや。
いつでも会えるんや。
へぇ。全然興味あらへんけど。
へぇーーーーーーーーーーーー。
｢未来は幼なじみってやつ。家もすぐそばやし、ちっこい頃から一緒に居るから、兄妹みたいな感じやねん。やから｣
私の肩に重岡がこつん、と頭をもたれかけてきた。
｢ちょっ！｣
｢中間は心配せんでええの！な？｣
ふわ、といつもの重岡の柔軟剤の匂いがする。
至近距離で女の子みたいに上目遣いで言われると、どきっとした。
重岡はよく人に触ってくる。
モテるから自分が触っても大抵の女の子が嫌がらないことを知ってるんやと思う。
いまいましい。
｢興味ありません｣
｢中間、まだ兄貴のことが1番好きなん？｣
｢もちろん｣
｢他の男に興味を向けて、恋愛した方がええで？ほら、俺とか｣
｢お断り｣
方に乗っていた頭をドスンと手で押しのける。
｢ちぇー｣
重岡は誰にでもこんなことをいってるんやろう。
やから、私は重岡の言葉を本気なんかしーひんし、なんとも思わへん。
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ちょこ。(プロフ) - ちゃいばるさん» ホントですか？！笑 あんまり元の本と変わらないですが楽しんでもらえていたら幸いです(´▽`)ﾎｯ ありがとうございます！頑張ります(；_；) (2018年3月4日 4時) (
レス) id: fba619e418 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃいばる(プロフ) - たぶん、元となっている話の本、読んだことあります！というか、持ってます笑←。私もこの話好きです。これからも更新頑張ってください！ (2018年3月3日 14時) (レス) id: bc774a4884 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ。(プロフ) - Red Sさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです(*´∀｀*) (2018年2月10日 18時) (レス) id: fba619e418 (このIDを非表示/違反報告)
Red S(プロフ) - この話、すごく好きです！！更新頑張ってください！ (2018年2月10日 16時) (レス) id: 574a581655 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこ。 | 作成日時：2018年1月27日 20時
