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…………
くそぉ…
潤くん、
…………
絶対、潤くん
絶対、絶対 潤くんだ！
今はフラれた悲しみよりも、怒りが勝る。
なんか 言ってやりたい！
そんな思いだけが 私を動かす。
………………
一目散に家へ帰る。
一目散なんて動き、今までした記憶ないけど
とにかく、今は一目散に家に帰る。
………………
ガチャガチャ
怒りに震えて上手く鍵が入らない
ガチャ
急いで靴を脱ぐ
バタバタ
リビングへ向かう
バタン！
ドアを開けた正面で ポカリを注ぐ潤くんと目があった。
「ちょっとぉ！」
潤「A、うるさい。」
「まだ、何も言ってませんけど！」
潤「バタバタうるさ[うるさくなーい！]」
潤くんの声にかぶせて私の声がリビングに響く
近所迷惑だけど今はいいんだ！
「潤くんでしょ！」
潤「何が？..ってか、何怒ってんの？」
平然と言ってのけた。
いやいや、原因だから！
あなた、原因ですから！
潤「よしよし、何？言ってみ？」
私に近づいて頭なでながら 顔を覗き込んだ。
パシッっと手を払いのけた私
「斗真くんに....」
潤「あぁ、その事？」
なんだぁーって感じで薄く笑う。
ムカつく....
「どこに妹の告白を代わりにする兄貴がいんのよっ！！」
………………
潤「ここにいるだろ？」
………………
しれっと、
しれっと言った。
………………
「あ、ほんとだ。ここにいたぁ！....じゃねーし！！」
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作者名：ひな | 作成日時：2014年8月20日 14時
