【五条悟】ドSクズと何故付き合う事になったのかって話【呪術廻戦】

7.煽りの天才 ページ8

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硝子に抱き着いて鳴り止まない爆撃に怯える事数分。



夜蛾先生が凄い形相でやっとクズと傑の元にやって来て、2人にげんこつ6発くらい浴びせてガミガミ怒った事でこの事態は収束。



で、何故か。



「傑！なぁ他にどんな呪霊出せんの？さっきの呪霊やばくね？！結構強かった！」

「まぁあれは私の持っている呪霊の中でもかなり強めの方だからね。中々やられた事は無いんだけど、悟にまさかあそこまで追い詰められるとはね。今度私の手持ちの呪霊で1番強いやつと戦ってみるかい？」

「おう！ぜってー負けねぇ！」



あれだけ火花バチバチだった2人は、お互い普通に名前呼びになっているほど、仲良くなっていた。



……あれ？猿君だとか前髪野郎とか言ってなかったっけ？？？？



……もしかしてこのクズに何かされた？！



『ど、どうしたの傑？！こいつに何かそそのかされたの？！変な呪文かけられたの？！大丈夫？！』

「あ゛？」

「あぁいや、そういう訳じゃないんだけど……」

「おい雑魚、どういう意味だよ、つーかこいつじゃねぇから、悟様な？」

『はぁ？！なんであんたに様付けしなきゃいけないのよ！つけあがんなクズ！』

「あ゛？！……この俺をクズ呼ばわりとか良い度胸じゃねーか4級、丁度傑のお陰であったまってきたから次はお前を実技で泣かすわ」



慌てて傑の身の心配をすると、すぐに傑の隣に居たクズが反応してくる。
あ゛あ゛ん？！なんてチンピラみたいな態度を取るクズは、相変わらず人を見下す上から目線で、流石に心が広くて優しい私も黙ってはいられない。



キッと睨み返すと、次は腕を引っ張られて強制的に校庭の方へと連れて行かれた。
痛い！！！



『ちょ、ちょっと、いたっ、！いたい！私まだ実技とかの訓練してないからそういうの出来ないの！か弱い女の子！！！！』

「女ぁ？こんな口の悪いうるせぇ女が何処に居んだよ、おまけに胸もねーし」

『なッ、……！サイテー！！セクハラ！！！』

「つーか口だけかよ、あんだけイきっといて実技出来ないとか逃げんの？はぁ〜、これだから一般出の雑魚は、なんでこんなこわぁ〜い呪霊の相手する高専に入ってきたんでちゅかぁ〜？」



ッこ、この男……！！！！！
人を煽る天才か！



良くもまぁそんなにも人を苛つかせる言葉がベラベラと出てくるものだ、すっごいムカついて思わず手が出てしまう。




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8.最初からあの男はクズだった→←6.等級

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