29.無限 ページ30
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クズは硝子を見ると、続いて私を見て、チっと舌打ちを打った。
いや何で私今舌打ちされたの？
そして、「勘違いすんなよブス」とこれまた酷い暴言を私に浴びせると、後ろから私を抱き締めた。
……ん？……抱き、締めた……？？
『へっ……？？……えっ？！？！きゅ、急にな、なに？！』
「だから雑魚のお前のために無限張ってやってんだよ感謝しろよ」
『むげ、え？！ちょちょちょ、ちょっと待って……！！だからってこんな抱きっ……！抱き締める、必要、ある？！』
「うるせーな、人に無限は……今の俺はこんぐらいくっついてねーと張れねぇんだよ、……まぁ俺天才だからその内こんな事しなくても出来るようになるけどな」
『いや！……や、！でも、こ、これは……流石に……』
「んだよ文句あんのか雑魚、早くしねーと傑に海の藻屑にされるぞ」
『ひぃ？！』
「私の事なんだと思ってるんだい？」
で、でも、いやでもやっぱり……！！
突然の事に慌てふためく私を、すぐ後ろから俺だってやりたくてやってる訳じゃねーんだよ、誰がお前なんかと……良いから早くしろよとぶつくさ言いながら蹴ってくる五条。
いたい！ひどい！
でもそうだった、五条はクズ。
そして女の子に困ってなさそうな五条なんかが、私に対して特別な感情を抱いてるはずもない。
だから私だって変に意識する必要なんて無いんだ。
私は、めちゃくちゃ可愛いから正直ナンパされる確率も高いしモテモテだけど……男の人と付き合った事なんて無いから、殆どこういった免疫は無い。
そのせいで、急に直に感じたクズの体温に顔がパンクしそうなくらい熱くなったけど、そう、忘れるな私、相手はあのクズ！
つまり照れる必要など無い相手！
『じゃ、じゃあ傑、お、おおおお願い、します……！！』
「大丈夫？」
『だ、だいじょうぶ！！！』
うん、大丈夫、大丈夫だ。
しかもクズはお前俺の顎置きに丁度良いわとか言って私のつむじに顎をグリグリしてきたので、段々と照れよりもつむじの痛みの方が勝ってきた。
「……まぁ無限があるなら……、じゃあいくよ？」
『お願いしま、きゃああああ？！？！』
「……お前やる気ある？？」
『あるよ！！！』
まぁ、最初の数回は全く傑の攻撃を逸らせなくて、またも不本意な事に五条の無限にお世話になったんだけど……
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神崎セルザ@新垢2(プロフ) - 天ヶ瀬さん» ありがとうございます！そう言って頂けてるのにとんでもなく亀更新で申し訳無さすぎます……何回も自分で読み直して変な部分は無いか、違和感は無いかチェックを何度もしてから投稿してるので、めちゃくちゃ嬉しい感想でした！励みになります！笑 更新頑張ります！ (12月17日 13時) (
レス) id: 32302f25d0 (このIDを非表示/違反報告)
神崎セルザ@新垢2(プロフ) - riyaさん» ありがとうございます！亀更新に次ぐ亀更新ですが、気ままに更新していきますので宜しくお願いしますー！皆様をキュン死にさせるのが当面の目標です！！笑 (12月17日 13時) (レス) id: 32302f25d0 (このIDを非表示/違反報告)
天ヶ瀬(プロフ) - コメント失礼致します‼🎶表現の仕方、案、書き方ほんとに全てダイスキです‼読んでてとてもドキドキしますこの小説が占ツクで1番大好きで、いつも更新楽しみにしてます、、ほんとに大好きですこれからも頑張ってください！！ (9月25日 20時) (レス) @page31 id: 2303c9977f (このIDを非表示/違反報告)
riya(プロフ) - ｷｬｰ(⁎˃ ꇴ ˂⁎)ｰｯ💕 めっちゃめちゃおもしろいし可愛いしーキュンキュンします💓続き楽しみに待ってます😊❤️ (9月25日 10時) (レス) @page31 id: 0599723b2d (このIDを非表示/違反報告)
神崎セルザ@新垢2(プロフ) - リンリさん» ありがとうございますー！！大人と高専、2度楽しめる罪な男……それが五条悟なのです……笑 遂にアニメで封印されてしまいましたし、しばらくあまり動いている五条さんを見れない分、ここで自給自足の五条悟補給をがんばります笑 (9月24日 17時) (レス) id: 32302f25d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神崎セルザ@新垢2
| 作成日時：2023年7月16日 18時
