【鬼滅の刃】守る為に戦え！！Part2〔成り代わり〕

51.強い2体 ページ23

『禰豆子…大丈夫？』


飛ばされた禰豆子を心配して頭を撫でる。

撫でてばっかりだって…？
うるさいうるさーい！


愈｢おい鬼狩り！お前はまず矢印の男をやれ！毬の女は俺達と妹で引き受ける！｣

『分かりました！禰豆子…絶対無茶しないでね！』


禰豆子は珠代と愈史郎を見て…母と六太の姿と重なる…。
禰豆子は大きく頷いて手を繋いで立ち上がる。


『頼んだよ…』


その言葉を合図にお互い相手する鬼に向かって走り出した。


『(血を取る…必ず勝つ！少しでも早く薬を完成させる為に…どんな鬼とも戦う！もう泣かない！戦って勝つ！)』


矢琶羽に向かって大きく刀を振り上げる。


『(見えた…隙の糸！)』


矢琶羽の首に糸が張り、刀を振るおうとする……が…


矢｢ﾁｯ…服の丈があんなにも…なんと恥知らずな子供じゃ。儂の傍に寄るな！｣


矢琶羽は手の目玉を閉じる。


『(…！糸が…切れた！？)』


刀を振ったが…矢印によって体が後退し、刀が届かなかった。それどころか後ろの方へ勢いよく飛ばされた。


『キャッ！！』


次々にかかる矢印に体はどうする事も出来ない。木や壁や地面に体を強く打ちつけるれる。


『(痛い…すっごく痛い！なんなのこれ！)』


私は空へ向かって大きく飛ばされる。
そして空中で矢印が消え、真っ逆さまに落ちていく。


『(技を…技で衝撃を緩和させる！捌ノ型！滝壺！)』


地面に向かって型を打ち、衝撃を緩和させた。









一方禰豆子達は朱紗丸の攻撃をかわしながら攻撃を仕掛けている。
愈史郎が朱紗丸の元へ走り…姿を消す。


朱｢消えた…！｣

愈｢はぁぁ！｣

朱｢ぐっ！うわ！｣


愈史郎は透明状態で朱紗丸を攻撃する。
朱紗丸は見えない攻撃に防ぐ事が出来ず、膝をつく。


愈｢珠代様を傷つけた事…絶対許さない！｣


愈史郎は姿を現して朱紗丸に叫んだ。


矢｢珠代…？朱紗丸よ。そちらにいるのはﾞ逃れ者ﾞの珠代ではないか。これはいい手見上げじゃ。｣

朱｢そうかえ…｣



朱紗丸は禰豆子と愈史郎に向かって毬を投げる。
その毬を禰豆子は蹴ろうとする


愈｢馬鹿！｣

珠｢蹴っては駄目よ！｣


そう叫んだのも束の間…禰豆子の足が毬でもげて倒れた。
朱紗丸は禰豆子を屋敷の中へと蹴り飛ばす。

人の妹を！


朱｢楽しいのう…楽しいのう。蹴鞠も良い…矢琶羽！首は幾つ持ち帰ればよいかの？｣

矢｢首なら…逃れ者1つじゃ。鬼狩りはﾞ殺さずﾞ手足をもいで連れ出す。残りの2人は要らぬ。｣









………え？

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