【鬼滅の刃】守る為に戦え！！Part2〔成り代わり〕

50.必ず血を取る！ ページ22

朱｢キャハハハ！楽しいのう！｣


Aは外へ出て朱紗丸の毬攻撃を必死にかわしていく。
矢印で動きは分かるが、スピードがあるので避けるのも一苦労。


『(禰豆子…まだ？)』






禰豆子は木の上にいる鬼を木に飛び乗って探していた。


矢｢！ぐあっ！｣


そして矢琶羽の姿を捉えると青筋を立て強力な蹴りを当てる。
矢琶羽の集中が途絶えた。



『(消えた…！)』



矢印が消えた……チャンスだ…！



『(水の呼吸！)』



〃参ノ型！流流舞い！〃



足運びで距離を詰める技〈流流舞い〉を使い、毬を斬りながら朱紗丸へと距離を詰め……
6本の腕を一瞬で斬り落とした。


『珠代さん！この2人の鬼は鬼舞辻に近いですか！？』

珠｢おそらく！｣


これは願ってもないチャンスだ…！


『なら…この2人から必ず血を取ってみせます！』


珠代さんに頼まれた事…絶対成し遂げてみせる！！



朱｢キャハハハハ！儂らから血を取るじゃと…？何を企んでいるか知らんが…あのお方のご機嫌を損なう様な真似はさせぬぞ。十二鬼月である儂らから血が取れるなら…取ってみい！｣


朱紗丸は私に体を向けて言った。


愈｢気を付けろ！絶対油断するなよ！もしそいつらが本当に十二鬼月なら…まず間違いなく…お前が今まで倒した奴らより手強いぞ！｣

『はい！気を付けて少しも油断する事なくまず倒…今まで……はい！頑張ります！』

愈｢一度に全て答えようとするな！｣



素直故の反応だ。許してあげて愈史郎。



愈｢珠代様！彼奴らを囮にして逃げましょう！｣


愈史郎の言葉に珠代は絶望する。


愈｢冗談です！｣


嘘つけぇ！！(作者)






禰豆子は矢琶羽の矢印を止めようと攻撃を続けるが…


矢｢ﾁｯ…土埃を立てるな…汚らしい！｣


手の平の目玉が瞬きをすると…禰豆子はA達の方向へ飛ばされていった。






朱紗丸は斬られた腕を瞬時に再生し、毬を構える。


朱｢あのお方にその身を持っていこうぞ！｣

『(ちょっとの時間にすぐ新しい腕が…選別の時の鬼よりずっと回復が早い！)…！！』


すると横から矢琶羽に飛ばされた禰豆子がAに飛んできた。
禰豆子を受け止めるが、共に倒れ込んでしまった。


矢｢フン！｣


矢琶羽は木から降り、手を構える。
矢琶羽の目の瞳には矢印の様なものが見える…目を閉じる事でその矢印の方向へ飛ばせるようだ。



『(厄介な攻撃…見る事は出来ても…)』



毬よりもまずは矢印が厄介だ……

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