33.曰く付きの刀様 ページ34
希&パ「村正!?」
『うん…なんか持ってきちゃった』
悟にこれが妖刀・村正だってことを言われた後、怖くなって2年達に報告に行った。
希「うちにそんなもんあったのかよ…にしても流石に村正はなぁ…」
憂「村正って名前しか知らないんだけどどういう物なの?」
パ「特級に分類される程強い呪いが込められた、しかもその中でもかなり曰く付きの呪具だよ。
実際に村正って人物が作ったもので徳川将軍家と深い関わりのある刀らしい」
棘「ツナマヨ…」
呪術をよく知らなくても刀としてはめっちゃくちゃ有名な刀。
何で禪院家にあったのか分かんないけど知らぬ間にこんなの持ってきてしまって…禪院のジジイじゃなくてもあんな顔なるわ…。
『貰ってきてなんだけど…何か凄く使いたくない…』
憂「いやせっかくなら使おうよ!」
『おーい憂太!お前他人事みたいに言ってるけどなぁ!村正だぞ!?こんなおっかないもんどう使えってんだよ!!』
希「そんな言うなら持ってくるな」
『ぐぅ…』
ぐうの音出てしまった…。
パ「お前と悟の話聞いた感じ、お前が呪われてる感じもないんだろ?実際村正もそんな禍々しいって感じの雰囲気ないし」
『いやまぁそうなんだけど…てか一瞬の事で私も何が何だか分からなくてさ…私が村正を呪い返した?っていうかそういうのがわからなくて』
希「まぁ今安全ならいいんじゃね?そうじゃなきゃ今頃あたしらバタンキューだろ」
棘「しゃけ」
憂「と…とにかく頑張ろう!僕も刀の練習付き合うから!」
『ぅぅぐぅうぅ…』
素直に無難な刀にしとくべきだったぁ…。
不覚…。
『さーて村正との初任務ー(棒)』
「何でそんなもの持ってるんですか…」
『いやーなんかノリでー』
さっきも言った通り村正を持っての初任務だが…曰く付きの物過ぎてどんな術式が組み込まれてるか分かったもんじゃない…。
「目標の呪霊に関してですが、階級はおよそ2級程である為問題はないはずですが…大丈夫ですか?」
『もし大丈夫じゃなかったから優しく供養してくださいね』
「縁起でもない事を…」
呪霊よりも心配事がこっちだからなぁ…もうどうにでもなれ。
補助監督に帳を下ろしてもらって…さぁ呪霊退治だぁ…。
気分乗らねーー…助けて…
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高音(プロフ) - プスメラウィッチさん» 現在オチは決まってないのですが原作の展開次第ではなるかもしれないですね!応援ありがとうございます!頑張ります! (2021年5月27日 19時) (レス) id: b411e95559 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年5月27日 19時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:高音 | 作成日時:2021年4月1日 21時