3.実習 ページ4
憂｢…｣
『…』
パンダと棘と別れ、真希と憂太と一緒に実習場所に向かった。
憂太はAに話しかけようとしてるがたじろいでる。
憂｢あの…よろしくね｣
『何で別れにはお願いしますじゃないの？』
憂｢えっ！？そっちが良かった！？｣
『いやどっちでもいい』
ただ挨拶したかっただけね。
単純に真希には敬語だったのに私にはそうじゃないのが気になった。
『もし私が小さいからって理由だったら…
痛いことするよ？』
憂｢えっ！ちょ…！？ごめ…｣
『なーんて、しないしない。
したら今度こそ里香ちゃんに殺されちゃうからね』
さすがにアレには勝てる気しないし。
・
しばらく移動して今回の実習場所に着いた。
憂｢ここは？｣
五｢ただの小学校だよ。
ただの校内で児童が失踪する小学校｣
憂｢失踪！？｣
いちいち反応大きくて面白いな
五｢場所が場所だからね。恐らく自然発生した呪いによるものだろう｣
憂｢子供が呪いに拐われたって事ですか？｣
五｢そ。今んとこ2人｣
希｢大勢の思い出になる場所にはな呪いが吹き溜まるんだよ｣
『学校、病院。
何度も思い出されその度に負の感情の受け皿となる。それが積み重なると今回のように呪いが発生する。
簡単に言えば憂太が前の学校でいじめられて嫌だって思ったのが呪いになるって感じ』
学校は嫌になる人が結構多いから呪いも溜まりやすい。
基本的にはどこも例外なく。
五｢呪いを祓い子供を救出、死んでたら回収だ。
闇より出でて闇より黒くその穢れを禊ぎ祓え｣
五条がそう唱えると小学校を黒い幕が覆った。
憂｢夜になってく…！｣
五｢ﾞ帳ﾞ。君達を外から見えなくし、呪いを炙り出す結界だ。
内側から簡単に解けるよ。そんじゃくれぐれも
死なないように｣
憂｢死って…先生！？｣
帳が降りきる前に五条は外へと歩いていった。
そして五条の姿は降りきった帳で見えなくなった。
希｢転校生。よそ見してんじゃねぇよ｣
『怪我したくなかったら警戒してな』
2人は武具を構える。
すると目の前に3体の呪霊がいた。
｢は…い…る。は……い…る？｣
口の袋の様なものを持った呪霊が口を開けると、大きな歯と下が飛び出てきた。
そしてその3体がこちらへと走ってくる。
憂｢こっちに来る！どどどどどうしよう！｣
希｢わめくな。覚えとけ、呪いってのはな弱い奴程よく群れる｣
真希は長身の呪具を振ると1発で3体一気に祓った。
希｢まぁそりゃ人間と同じか｣
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高音(プロフ) - プスメラウィッチさん» 現在オチは決まってないのですが原作の展開次第ではなるかもしれないですね！応援ありがとうございます！頑張ります！ (2021年5月27日 19時) (
レス) id: b411e95559 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年5月27日 19時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：高音 | 作成日時：2021年4月1日 21時
