28.昇格 ページ29
『我夢者蘭』
あれから1ヶ月程過ぎ…1級昇格の為の任務に出た。
そしてその最終試験、単独での1級呪霊討伐。
Aは術式で呪霊を混乱させ、呪霊で強化した身体能力で呪霊の心臓を貫いた。
『…はぁ』
呪霊が祓われたのを確認すると肩を撫で下ろし一息ついた。
七｢はい…申し分ないでしょう。
試験は終了でも問題ないですね｣
『あーー…働き詰めだったぁ…』
七｢1級術師は人手不足ですからね。
階級が上がればそれだけ忙しくなります｣
試験監督を担当した1級術師、七海健人が終了を宣言した。
『てか最終試験って単独任務ですよね？
いて大丈夫なんですか？』
七｢私の何も手を出していません。実質いないも同然ですよ。
それに実力はあっても君は子供です。子供を守るのが大人の仕事、むしろ単独で1級を相手にさせろと言うのが異常です｣
七海さんは悟とは全くの逆の人。
術師としては珍しくしっかりしていて大人としての責任を持ってて超まとも。
是非悟は七海さんの爪の垢…いや脳みそでも煎じて飲んで欲しい。
七｢未来ある若人が強い術師となってくれれば私達としてもありがたい。
常に人手不足ならせめて強い術師は増えるべきですから｣
『嬉しい言葉…努力したかいがありましたよ』
七｢…何かご飯でも行きましょう。何がいいですか？｣
『うーん…久々にガッツリとお肉行きたいです！』
七｢胃に負担かかりません？｣
正直疲れたが自分のご褒美にちょっとばかし贅沢したかった。
--------------
3日程して…
悟｢という訳で…1級昇格おめでとう。
領域に関してもかなり使いこなしてきたね｣
『当然でしょ』
上から通達が来て、正式に1級術師へと成り上がった。
悟｢教え子が1級なんて…やっぱり僕の教師としての腕がいいのかな？｣
『今回ばかりは感謝してるよ。実際悟のおかげで色々身につけられたのは事実だし』
悟｢知らない間に可愛げ出てきたじゃん｣
悟はAの頭を撫でた。
…思えば悟に撫でられたことなかったかもな。
悟｢身長は変わんないけど｣
『おうおう喧嘩か？』
呪力込めた拳でぶん殴ったが無限で防がれた。
チート野郎…
悟｢真希達のとこ報告に行く？｣
『真希達は後にする。
それよりも他に報告するとこあるから』
悟｢どこ？｣
『禪院家…』
悟｢あぁﾞ例のﾞね｣
『そそ』
Aは補助監督の引率の元、禪院家へと向かった。
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高音(プロフ) - プスメラウィッチさん» 現在オチは決まってないのですが原作の展開次第ではなるかもしれないですね！応援ありがとうございます！頑張ります！ (2021年5月27日 19時) (
レス) id: b411e95559 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年5月27日 19時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：高音 | 作成日時：2021年4月1日 21時
