23.無事 ページ24
パ「起きろ!おいA!!」
『ぁ…ん?』
意識が段々と戻りつつある中、パンダの呼びかける声が聞こえた。
パ「良かった…!生きてた!」
『パンダ…?……私…寝てた?』
パ「寝てたっつーか…馬鹿でけぇ呪力がお前のとこから感じて、そして来たらお前がぶっ倒れてた」
『呪力…あーー、領域展開のか…』
パ「は!?お前領域展開したの!?!?」
片腕ぶっ壊れてる筈なのにやけに元気なパンダだ。
いや、そんなのどうでもいいや!
『真希…棘と憂太は…!』
パ「真希と棘は無事だ。今憂太と一緒にいる…そろそろ起きたんじゃねーかな?」
『…良かったーーー』
Aは安堵すると背中から倒れ込んだ。
安心したらどっと疲れた…。
パ「歩けるか?乗せるぞ」
『頼むわ…』
Aはパンダの背中に乗ると、憂太達の方へ歩いた。
・
憂「あぁっ!!パンダ君腕治ってない!!」
『結構元気じゃんw』
戻ると憂太は起きていて、ちぎれたパンダの腕を見て叫んでた。
パ「俺の腕はこいつらと違って後でどうにでもなる」
希「あんがとな。助けてくれて」
棘「しゃけ」
全員無事のようだ…。
『お疲れ!』
憂「Aさんも…無事で良かったよ」
『ちゃんと死にかけたけどw』
パンダから下りたAは憂太と元気なハイタッチをした。
里「憂太」
声のする方を振り返ると、顕現された祈本里香が座り込んでいた。
憂「ごめんね里香ちゃん。待たせたね」
パ「?どーした憂太」
憂「えーっと…力を貸してもらう代わりに里香ちゃんと同じ所に逝く約束をですね…」
「「はぁ!?」」
憂太の言葉に原因呆気にとられた。
つまりそれ死ぬやん!?
全員何考えてんだとばかりに攻める。
すると呪霊の祈本里香が崩れ……そこから小さな女の子が出てきた。
憂太「え、里香ちゃん?」
里香ちゃん…本来の祈本里香?
悟「おめでとう。解呪達成だね」
「「誰?」」
奥から見たことないイケメソな白髪男が出てきた。
悟「グッドルッキングガイ五条先生ダヨ〜」
『悟そんな面してたん!?』
悟「面て」
目隠しの下にこんな目隠してたのかよ。
悟「以前憂太が立てた仮説、面白いと思ってね。家系の調査を依頼した。
里香の方は随分昔に終了してたけど憂太の方はザルもいいとこだったからね。
それで判明したんだけど…
君、菅原道真の子孫だった。超遠縁だけど僕の親戚!」
「「「スガッ!?」」」
憂太以外が全員口を大きく開いた。
110人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
高音(プロフ) - プスメラウィッチさん» 現在オチは決まってないのですが原作の展開次第ではなるかもしれないですね!応援ありがとうございます!頑張ります! (2021年5月27日 19時) (レス) id: b411e95559 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年5月27日 19時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:高音 | 作成日時:2021年4月1日 21時