【呪術廻戦】 白き髪への呪縛 Part1

21.最高の気分だ！！ ページ22

『お母さんこれ買って！』

母｢髪ゴム？あ、これ可愛いわね！いいよ｣

『やったぁ！』


髪ゴム…。
今手首に付けてるこれだ。ここで買ってもらってたんだったな。


母｢それじゃあ…お母さんはこれ買っちゃお！Aとお揃いだよ！｣

『お揃い…！やった！お母さんとお揃いだ！』


いつでも愛を注いでくれたお母さん…。
この時お母さんがお揃いにしてくれた時すごく嬉しかった。
自分が少しでもお母さんと一緒になれたみたいで…

…付けたかったなこの2つ。

これを付けてどこでも…楽しい所に行きたかった。皆と…



…そうか。
やっぱり私はただ馬鹿やって、好きな事楽しんで、食べたいもの食べて……そんな阿呆の様な生活してるだけで良かったよ…。





・




『くぅ…！うあぁぁぁ…！！』


Aはナイフを引き抜き、1級1体に向かって走り出した。



死んでたまるか！！手に入れるんだろ！
呪霊のいない世界！訳のわかんない事に恐怖することのない世界を！！
大事な仲間達と平和に暮らす為に！！！

それを達成するのに非術師を皆殺しにするしかないなら私が見つけてやる！
余計な犠牲を払わないで実現させられる方法を！！



『うわぁぁぁ！！！』



Aはナイフに呪力を込め、力いっぱいに呪霊に振りかぶった。


その時奇跡が起きた。





ﾞ黒閃ﾞ





黒い閃光がナイフから飛び交った。
その光を受けた呪霊は大ダメージを負った。

しかしAは何が起きたのか分からなかった。
が、まだその呪霊は生きている事は分かった。



ﾞ黒閃ﾞ


もう一度渾身の力で振り下ろすとまた黒い閃光が走り、呪霊は爆散した。

それと同時にAは自分が持つとてつもないものを感じた。
まるで全知全能にでもなったかのような感覚…







今Aが感じているのは真っ暗な空間を浮いている様な感覚。
そこは暗すぎて何も見えず、まるでマリアナ海溝の様な深さのある空間だ。

しかしそこで感じるとんでもないもの。
水のように隙間なくびっしりと詰まったﾞ呪力ﾞ。それがこの空間の全てにあると感じた。

自分が今まで感じることもなかった呪力量。
しかし間違いなくﾞ元々持っていたﾞ呪力だ。
まるでなんでも出来る、どんな事でも出来るみたいだ。







天上天下唯我独尊

この世の全てを手に入れたかのように素晴らしい感覚

実に最高の気分だ！！








ﾞ領域展開ﾞ

22.領域展開→←20.疲れた…

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す