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16.圧倒的 ページ17

パ「帳が下りてる!悟の勘が当たったのか!?」


3人が高専に転送されると高専を覆うように帳が下ろされていた。
わざわざここに憂太とかが帳を下ろすはずがない…ということはやはり夏油!


パ「俺が帳を破る!後は最短で行くぞ!」

棘「明太子!」

『OK!』


Aは亜堕螺を引き抜き、パンダは渾身の一撃で帳に穴を開けた。
そしてそのまま一直線し、Aは亜堕螺を縄のように木に巻き付けて移動する。


『夏油は屋外!〇〇の門前!』

パ「おぅ!壁破るぞ!」


パンダは目の前の全ての壁を突破って先導していく。

そして…



パ「夏油発見!」


遂に夏油を視線に捉えた。


パ「A!真希達の保護を!」

『うん!

ぇ……ま…き…?』



校舎内に向かおうとしたが、目の前に見えたのは片脚がぐちゃぐちゃにされて血塗れで倒れた真希だった。


『真希!!』


Aは急いで駆け寄る。
息はまだあるけど…出血が多い…。

憂太は…無事だ!呪力を感じる!


棘「゙堕ちろ゙」


背後で棘の呪言が聞こえたと共に大きな音が聞こえた。
振り向くと大きな穴が空いて夏油もいなかった。
しかし棘は吐血しパンダも片腕が無かった。


『パンダ、棘!大丈夫!?』

棘「じゃ…げ…」

パ「真希は!?」

『まだ生きてる!家入さんのとこに早く…

!?2人とも後ろ!!』ゾワッ



その大きな穴から上級呪霊と共に夏油が飛び上がってきた。










『棘…パン…ダ…』


息つく間もなく呪霊によりパンダと棘は完膚なきまでに倒された。生きてはいる…

Aはあの時2人に駆け寄ったが呪霊の攻撃により頭を怪我し血が流れた。
比較的離れていたのでまだこのくらいの怪我で済んでいるが…意識が……


傑「素晴らしい!素晴らしいよ!!私は今!猛烈に感動している!!
乙骨憂太を助けに馳せ参じたのだろう!?呪術師が呪術師を自己を犠牲にしてまで慈しみ!敬う!
私の望む世界が今目の前にある!!」


夏油は涙を流しながら声高らかに叫んだ。
その姿はまさに狂気…高い思想を望む異常者の目だった。


傑「君はそうとは思わないかい?神羅A」

『…クッ!?』


離れていた夏油がいつの間にか目の前に膝を着いていた。

Aは腰のナイフを抜き、呪力を込めて斬りかかるが、あっさりと夏油に手首を掴まれて止められた。

17.彼女の価値→←15.日没に…



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高音(プロフ) - プスメラウィッチさん» 現在オチは決まってないのですが原作の展開次第ではなるかもしれないですね!応援ありがとうございます!頑張ります! (2021年5月27日 19時) (レス) id: b411e95559 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年5月27日 19時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:高音 | 作成日時:2021年4月1日 21時

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