48.破裂瓢箪 ページ1
炭｢全っ然できなーい！！｣
『まぁ甲でさえできるの私だけだしね』
それから炭治郎は常中を会得しようとかなり踏ん張っているが全くできる感じはない。
炭｢Aはほんとに凄いよ…俺より歳下なのにこれができるようになって…｣
『そう言われてもね』
炭｢とにかく…俺は努力するしか脳がないんだ！頑張っていかないと！！｣
炭治郎は本当に凄いな。
私が炭治郎だったら絶対挫折してただろうな。
『努力家の域超えてる気もするけどさ…』
炭｢そうかな？｣
『普通そこまで頑張ろうとは思わないよ』
常中なんて使えるのはかなり少数だから覚えようと思う人もほとんどいない。
カナヲちゃんと私はほぼ見真似で覚えたけど、普通は彼の様に努力した人達が今の柱なんだろうな。
き｢炭治郎さん！Aさん！おにぎり作ったので良かったら！｣
炭｢うわぁ！ありがとう！｣
『休憩しようか』
ちびっ子達がおにぎりを作ってくれたので一旦休憩することにした。
すると3人は2つ瓢箪を出した。
炭｢瓢箪を吹く？｣
き｢そうです。カナヲさんに稽古をつける時しのぶ様はよく瓢箪を吹かせていました｣
炭｢へぇー、面白い瓢箪だね。音が鳴ったりするのかな？｣
き｢いいえ、吹いて瓢箪を破裂させていました｣
破裂…
そのワードに炭治郎は顔が絶望したような顔になった。
炭｢えっこれ？この硬いのを？｣
き｢はい。しかも段々と瓢箪を大きくしていくみたいです。
今カナヲさんが破裂させているのは
この瓢箪です｣
とでーん！！っと出したのはきよちゃんの肩までの大きさの瓢箪を出した。
でか…
炭｢…頑張ろ！！｣
『よくそう思えたね。
…これ1回試してみてもいい？』
な｢いいですよ！｣
Aはそのとてつもなく大きな瓢箪を受け取った。
『えっと…吹けばいいんだよね？』
す｢はい！｣
Aは瓢箪の口に自分の口をつける。
ふぅぅぅぅ…
バリンッッッ！！！
少し勢いをつけて吹いてみると、瓢箪は粉々に砕けた。
『お、ほんとに割れた』
炭｢こ…こうなるのか…｣
『まぁ…頑張って』
常中できるとこんなこともできるんだね…
人工呼吸で人が破裂しそう…
てか人工呼吸する機会すらないや。
炭｢よーし、俺も早くできるようにならないと！！
カナヲに追いつくぞ！｣
『それ相当だ』
Aは座っておにぎりを咥えた。
…あ、美味しい。
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高音(プロフ) - ???*??さん» ありがとうございます！書く気力が割と出てきたので時間みつけてもっと書こうと思います！ (2022年1月6日 19時) (
レス) id: b411e95559 (このIDを非表示/違反報告)
???*??(プロフ) - 更新ありがとうございますありがとうございます!!これからも頑張ってください(●︎´▽︎`●︎) (2022年1月6日 19時) (レス) @page11 id: ef39514e5c (このIDを非表示/違反報告)
高音(プロフ) - yuikusさん» ありがとうございます！そう言ってくださるのが原動力です！ (2021年12月18日 7時) (レス) id: b411e95559 (このIDを非表示/違反報告)
yuikus - めっちゃ面白い！！更新楽しみに待ってます！😆 (2021年12月18日 6時) (レス) @page10 id: 64fb7cf4f5 (このIDを非表示/違反報告)
高音(プロフ) - いちごちゃんさん» ありがとうございます！是非気長にお待ちください！ (2021年3月22日 14時) (レス) id: b411e95559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：高音 | 作成日時：2021年3月20日 15時
