【鬼滅の刃】助ける為に戦え！！〔成り代わり〕

3.鬼ってなんでしょうか？ ページ4

『遅くなっちゃった……でも炭が全部売れてよかった。』


町で炭を全部売り、町の人の手伝いをして、家へ帰る時には暗くなってしまっていた。


三｢おいA！おめぇ山に帰るつもりか？危ねぇからやめろ。｣

『大丈夫だよ？』

三｢うちに泊めてやる。来い。戻ってこい。｣

『でも……』

三｢いいから来い！………鬼が出るぞ！｣


山の麓に住む三郎お爺さんが呼び止めてきた。
顔怖いよ(泣)




…………。
結局三郎お爺さんのうちに泊まって、ご飯を食べさせてもらっていた。


『ご馳走様。……ねぇ三郎お爺さん。鬼ってどんなの？』

三｢昔から人喰い鬼は日が暮れるとうろつきだす。だから夜歩きするもんじゃねぇ。食ったら寝ろ。明日早起きして帰りゃいい。｣

『家には入ってこないの？』

三｢いや。入ってくる。｣

『え！？』


それじゃ結局あぶなくない！？！？


『じゃあ皆鬼に食べられちゃうじゃん！』

三｢だから鬼狩り様が鬼を斬ってくれるんだ。昔から。｣

『(三郎お爺さん家族を亡くして一人暮らしだから寂しいんだろうな…。今度弟達を連れてくるから大丈夫だよ。鬼なんていないよ。)』

『(でも………うちのおばあちゃんも死んじゃう前に同じ事を言ってたかな？)』


あの時のおばあちゃん…真剣な声だった…


三｢ていうかA……。おめぇうちにいて特に何も思わねぇのか？｣

『え？何で？』

三｢いや………なんでもねぇ。｣

『？？？』

三｢(俺がじじぃで良かったな…)｣



Aちゃんの将来をかなり心配する三郎さん。
Aちゃんの貞操を死守しなければと思うのであった。

ちょこっとすみません。(本編ではありません)→←2.頼れる長女

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