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1.幸せな今 ページ2

ある冬の季節……
例えようもない悲劇が起きた。


『ハァ…………ハァ…』


1人の少女が1歳ほど下の少女を背負って走っていた。

『(どうして………なんでこんなことになって…!)』


その少女は声をあげながらひたすらに走った。


『禰豆子死んじゃ駄目だよ……!絶対に助けるから……!』

『絶対に死なせないから…!お姉ちゃんが絶対助けるから!!!』







1日前

竈門家に生まれた長女の私は町に炭を売る為に出かけようとしています。


母「A。顔が真っ黒じゃない。こっちにおいで。」


母に呼ばれたので私は母に寄っていった。

母「雪が降っているから無理に売りに行かなくてもいいのに…。あんた女の子なんだし。」


母は炭で黒くなっていた私の顔を拭いてくれた。


『大丈夫だよお母さん。私は長女だから!
それにお正月には皆にお腹いっぱいご飯食べさせてあげたいしさ!』


そう笑顔で答えた。


茂「姉ちゃん!今日も町に行くの!」

花「私も行く!」


弟の茂と妹の花子がそう叫んだ。


母「駄目よ。Aの様に早く歩けないでしょ?それに今日は荷車を引いていけないから乗せてもらって休んだり出来ないのよ。」


2人連れてく事は結構あるけど…荷車で引くの疲れるんだよなぁ…


花「ついていきたい!花子お姉ちゃんのお手伝いちゃんとするよ!」


『ありがとね花子。でも、今日はお留守番だよ。』


花「え〜!」


姉になると下の子が可愛すぎてついつい甘やかしちゃうんだよなぁ…
だから頭なでなでしてあげた。


『茂もね。そのかわり!美味しいもの沢山買ってくるからね!花子も帰ったら本読んであげるから。ね?』


う……!
笑顔の2人…かわよす……!


『竹雄。できる限りでいいから少し木を切っておいて。』

竹「そりゃやるけどさ……姉ちゃん一緒にやると思ってたのに。」


竹雄…少し不貞腐れている…


『よしよ〜し』

竹「な!何!!」

茂「竹兄照れてら〜」

竹「うるせーやい!」



はぁ……大きくなっても可愛いわぁ…




『それじゃあ行ってくるね!』

茂「早く帰って来てねー!」

花「気をつけてねー!」

『分かってるよー!』






……平和だった………。

2.頼れる長女→←まずは設定や!!



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高音(プロフ) - 藤崎エヴァさん» ありがたきお言葉!番外編はネタ中々思いつかないけど、本編は頑張っていきます!夢主可愛いですよね!(お前が言うな) (2020年3月11日 12時) (レス) id: e62d4c7bb6 (このIDを非表示/違反報告)
藤崎エヴァ(プロフ) - 初コメ失礼します!夢主ちゃん滅茶苦茶可愛いし、お話面白ろかったです!本編も番外編も更新頑張って下さい! (2020年3月11日 11時) (レス) id: 1a879c682f (このIDを非表示/違反報告)
高音(プロフ) - OrangeShakeさん» 気に入って下さりありがとうございます!これからも本編も番外編も頑張って更新していきます! (2020年1月20日 20時) (レス) id: e62d4c7bb6 (このIDを非表示/違反報告)
OrangeShake - 面白いですね。私のお気に入りです!!更新頑張ってください! (2020年1月20日 20時) (レス) id: c7a1464060 (このIDを非表示/違反報告)
高音(プロフ) - 青海真珠さん» ありがとうございます!俺も消すつもりはないですけど、ビビリ&心配性なので一応パクってないよって報告でした。気に入っていただき本当にありがとうございます!俺自身も書いてて楽しいし、見てくれるだけで嬉しいのでこれからも続けていきます!心配させてすみません (2020年1月18日 22時) (レス) id: e62d4c7bb6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:高音 | 作成日時:2020年1月15日 23時

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