霊感、半端無いです。【ヒロアカ×鬼滅の刃】 (ページ14)

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第十三話　一件のライン(中編) ページ14

第十三話一件のライン(中編)

『ピコン』
音がする方向に走ると、LINEの音がした＿__

「……！

い、妹から……だ。」

少し震えた声で呟いた。
そして…LINEの内容を見ると

『大丈夫』と書かれていた。

「は…あ…？」

乾いたはずの涙を手で拭うと、私は
『だから、何処にいんの』
と、(妹)に送った。

「……大丈夫何て、信じられる訳ないじゃん。」

……その事は(妹)が一番知っているはずなのに…

その日は、何だか自分がやってる事が馬鹿らしくなって家に帰ってしまった。

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「けほ…っ…」

流石に走りすぎた…な。

「……もう、暗くなっちゃったや…」

"任務"という言葉が頭をよぎったが、今日はないのを思い出した。

家に着くと、何より先にスマホを開いた。

…が、LINEは来ていなかった。

「…はー。」

心の何処かで、「よかった」と思ってしまった。