You with me 【9】 −Ryosuke.Y−

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あ「１年生の皆がそう思ってくれて

　 …良かった…って…あれ…！？

　 ヒカ、泣いてる！？笑」







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全員「え…？笑」




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慧「ホントだ！

　 光、泣いてやーんの！笑」






宏太「いや、何で泣いてんだよ笑」






光「っ…い、いや…本当に…楽しんで

　 もらって…っ…、皆の仲が…

　 深まって…良かったな…って。」







雄也「まぁ、分かるけど…さ？」






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光「それに……、俺ら、これで

　 引退みたいなもんだし…。」







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全員「…。」









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さっきまであんなに賑わっていた

バスの中が、ヒカの一言で一気に

静かになった事に

気づかなかった人はいないだろう。





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マリ葉「そんな…。」





風磨「もう、…引退しちゃうんすか…。」






慧「まぁ実際はあと少しあるんだけど

　 秋も終わるからね。

　 冬休み前には、引退かな。」





勝利「せっかく仲良くなれたのに…。」






宏太「まぁ、任期はまだ残ってるから

　 まだ会えるよ！でも、俺らも

　 そろそろ受験モードに入らないと

　 いけない時期だからね。」






全員「…。」






雄也「でも、お前らがいるじゃん。」






裕翔「高木くん…。」







雄也「裕翔をはじめとする２年生も皆

　 個性豊かすぎるけど…笑」






侑李「ん…？笑」






雄也「マジで信頼できる奴らだし。

　 勝利をはじめとする1年生も

　 3人しかいないのに

　 皆がちゃんと周りを見てる。」







風磨「雄也先輩…。」







雄也「これってマジで

　 凄い良いことだと思う。」






慧「この合同キャンプを経て

　 学年の壁もなくなったんだからさ？

　 また集まろうよ、普通に

　 プライベートとかでさ。」







宏太「お前たちがこの学校を

　 引っ張ってくれるって信じて

　 俺らも前に進むからさ。」







光「……だから！…任せたぞ！」







1・2年「はいっ！」







あ「じゃあ、任期最後の日にもう1度

　 集まりませんか？皆さんで。」







涼介「俺も賛成。ちゃんと豪華な

　 引継ぎしましょーよ。」







侑李「それぐらい僕たちにやらせて。」






大貴「任されるってことは責任もあるし。」






裕翔「先輩たちの思い、ちゃんと

　 引き継ぎたいから。」






宏太「おう。分かったよ。」






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こうして、私達を乗せていた

バスは停止した。







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