You with me 【9】 −Ryosuke.Y−

432．Ryosuke.Y ページ36

涼介 side



・






“隣で支えてあげてください”





・






笑顔で向けられた勝利の言葉が

俺の頭の中に、深く刻まれた。







・






涼介「当たり前だろ、絶対誰にも

　 渡さねーから。」






勝利「そう言うと思ってました笑」






涼介「だろうな笑」






勝利「先ぱ…「涼介。」






涼介「“涼介”で良いよ。」






勝利「え…？」






涼介「こんなにも正直にたくさん話し合って

　 今更先輩面なんて出来ねーし…笑

　 だから、呼び捨てで呼んで？」






勝利「でも…。」






涼介「…俺が許可するから。」




・






勝利「はい！」






涼介「ん。それでよし笑

　 んじゃ…そろそろ寝るか。

　 あ、…明日のジュース。」







勝利「A先輩が

　 払うことになりますね…笑」







涼介「…俺が払うわ。…アイツには

　 先に俺が寝たって言うから

　 合わせてくれね？笑」






勝利「了解です！相変わらず

　 涼介は優しいですね笑」







涼介「なんか、涼介呼びに敬語って

　 変な感じするな笑」






勝利「ですね…笑」






涼介「今度、2人で遊びに行った時は

　 …タメで良いから。」






勝利「え、…は、はい…！(*^_^*)」






涼介「んじゃ、おやすみ。勝利。」





勝利「おやすみなさい…涼介！」






・




こうして俺は…隣で熟睡している

Aの布団をかけなおして、瞼を閉じた。







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“…すけ、…涼介！”







・






ん…？

この声は……しょう…








・









・






あ「涼介！朝だよー！起きて起きて！」







涼介「…ンッ…ったく、うるせー…。

　 …って、Aかよ…」







あ「はぁ？何その言い方！

　 ほら！良いから起きる！」





・





そう言うと、Aは

俺の布団を勢いよく奪った。







・






涼介「うわっ！…もう…分かった…。

　 起きますー…。」






・






…もう、本当に騒がしいやｔ…






・








・






涼介「zzz…。」





あ「涼介〜！！！」






涼介「はい…、スンマセン。」






・







・








勝利「朝からイチャイチャしないで

　 くださいよ…笑」





・






涼介「…勝利…。」





勝利「おはようございます♪」





涼介「おう、おはよ♪」




あ「え、…何この空気。←」







・

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