You with me 【9】 −Ryosuke.Y−

425． ページ29

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どうやら、声がしなくなったから

大貴と慧はいなくなったみたい。






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あ「(小声)…何で勝利…嘘を…。」

涼介「…。」






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“プルルル…プルルル…”





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勝利「あー、もしもしー？」




あ・涼介「！」





勝利「あ、風磨くん？…うん、…うん…。」





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電話…だよね…？





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勝利「え…マリちゃんもいるの？笑

　 分かった！んじゃ、風磨くんの

　 部屋行くよ！笑……高木先輩とも

　 もっと話したいと思ってたし！」





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勝利「そー…今ね、部屋に1人で

　 寂しかったとこ笑

　 はーい！んじゃ、また後で！」






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勝利「…んじゃ、行くかな〜！

　 先輩方も2人ともいないわけだし

　 …鍵はかけないと。また誰かに

　 入られちゃ…困りますもんね。」






あ「(小声)…え…？」






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そう言って勝利は静かに





“ガチャ…”





部屋を出て行った。






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涼介「よし、もういいだろ。」






あ「よいしょ…っと。あ〜狭かったし

　 埃だらけ…お風呂入りた〜い。」






涼介「…なぁ。」






あ「ん？」






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涼介「アイツ、俺らの存在に

　 気づいてたんじゃ…。」






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あ「え〜、…まさか！

　 …そんなわけないよ。きっと！」






涼介「…そー…だな！

　 んじゃ、風呂行くか。」






あ「うん！」






涼介「俺は部屋のお風呂で

　 混浴でも良いんだけど？笑」







あ「な、何言ってんの！//」






涼介「案外良いんじゃね？笑」





あ「よくありません…！//」






涼介「まぁ、風呂あがったら

　 さっきの続き…な？笑」






あ「いや…勝利来るでしょ！笑」






涼介「見せつければ良いじゃん？笑」






あ「ホント…変態か、お前は笑」







涼介「笑笑」






あ「ほら〜、行くよ〜、あれ？」






涼介「ん？どしたー？」







あ「勝利、鍵閉めていったのに

　 鍵は置いて行ったんだね。

　 まぁ、オートロックだから

　 自動で閉まるのか！でも…何で

　 鍵持っていかなかったんだろ？」







涼介「…。」





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涼介「まぁ、そのおかげで俺ら

　 その鍵使えんじゃん？」






あ「そーだね！んじゃ、行こっか！」





涼介「おう。」





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こうして私たちは無事に

仲直りをして、共に部屋を出た。






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