You with me 【9】 −Ryosuke.Y−

419．Yuto.N ページ23

裕翔 side





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あ「だから、涼介はあんなに怒って…。」






裕翔「でも、きっと山はAに

　 怒ったんじゃなくて、こんなにも

　 小さいことで嫉妬しちゃう自分が

　 恥ずかしくなって、素直になれない

　 だけだと思うの。」





あ「…不器用だもんね…笑」





裕翔「…きっと自信がないんだよ。」





あ「え？…いっつも自信たっぷりで…。」





裕翔「それはきっとAの前で

　 弱気な自分を見せたくないんだよ。」






あ「…そういうもの？」






裕翔「男子はそうなの！…だから

　 Aも他の男子と話すのは

　 もちろん良いけど、山の事は

　 今まで以上に大切にして

　 あげないとね？」






あ「…ありがと、裕翔。

　 ホント、いつもごめんね？」






裕翔「ホントだよ笑…でも、俺は1番に

　 応援してるから。

　 早く仲直りしてね。」







あ「うん…！(*^_^*)」







・






そして、後片付けが終わり

皆でバスに乗って、俺たちは

ホテルに着いた。








各自で風呂に入るから

まぁ、俺は後にしようと思って

少しソファに横になった。








混んでるの嫌だし。笑






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でも、さっきのAの話を

聞いたときに思った。






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山の気持ち…、分かるなぁって。





嫉妬してるなんて…恥ずかしくて

絶対に言えないよね…笑






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裕翔「可愛いなぁ…笑」




侑李「何、急に。」





裕翔「うわぁ…！ち、知念…！

　 …い、いたの？//」




侑李「ちょっとタオル忘れちゃってね。

　 …んで？誰が可愛いって…？」





裕翔「…ん？…２人とも。」





侑李「…あ〜、なるほど笑

　 …てかさ、ずっと聞いて

　 みたかったんだけど。」





裕翔「…ん？何？」




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侑李「…裕翔はさ、Aの事

　 どう思ってるの？」





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裕翔「…最高の友達かな。」







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侑李「…そっか。んじゃ、お風呂行くね。

　 裕翔も後で来なよ？

　 王様ゲームしたんだからさ笑」





裕翔「うん…笑」




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“ガチャッ！”





・





こうして、俺は誰もいなくなった部屋で

テレビに映っているジャニーズ…？とか

いう人たちの番組を少しだけ眺めた後…。






・







お風呂へと向かった。






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