371． ページ23
・
・
あ「…どういうこと…？」
・
一瞬、見間違いかと思った。
・
違う男子が、涼介に憧れていて
それで涼介と全く同じ髪型に
して来たのだと…。
心からそう思いたかった。
・
・
でも、自分の好きな人を
間違えるはずがなかった。
・
私の目に映っている光景は
確かに現実だった。
・
・
リリー「…〜！…、っ？…！」
涼介「…っ、…。………。」
・
ドアから離れたところに
２人がいるせいなのか
２人が何を話しているのか
全くと言っていいほど、分からない。
・
でも…。
・
・
あ「(小声)…やっぱりお似合い…。」
・
やはり何度見ても、何度自分に
言い聞かせても…。
・
・
涼介とリリーは
美男美女で凄くお似合いだった。
・
・
…いや！負けちゃダメだ…。
自分に負けるな…、私…。
・
・
いくら、リリーと涼介が
お似合いだからって…。
絶対、リリーに涼介を
渡したくはない。
・
・
愛佳だって…
花音だって…
裕翔だって…
皆が私を応援してくれてる。
・
・
それを忘れちゃ絶対にダメだ。
・
・
こうして、何とか自分の心を
落ち着かせて
もう１度、目の前の光景に
目を向けた。
・
あ「(小声)…早く行かないと
ダメだよね…。」
・
もうこれ以上、この光景を見たくないし
リリーだけでなく
涼介も一緒ならむしろ好都合。
リリーと一緒に
今の私の素直な気持ちを
涼介にも聞いてもらおう。
・
そう思い、自分も教室に
入ろうとしたとき…。
・
・
あ「…ッ…＿＿！！」
・
私は見てしまった。
・
・
逆光で２人のくっきりとした顔は
見えなかったけれど…。
・
・
・
・
・
・
２人の影が近づき…
やがてそれが重なったのを。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 173人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あんこ - けいとるさん» 見た見た！！可愛いーーー！！！！って思わず叫んじゃったよ〜笑 (2019年9月30日 18時) (
レス) id: d09a9a9f00 (このIDを非表示/違反報告)
けいとる - そーなんだ！うちのとこは今は晴れだよ！そういえばポコポコのやつめっちゃ可愛かった！CMもめっちゃよかったよね！見た？ (2019年9月29日 15時) (レス) id: 28ae4d748b (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - ＊RIRA＊さん» もうすごく気になる！！頑張ってね！！待ってます！！ (2019年9月29日 13時) (レス) id: d09a9a9f00 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - けいとるさん» そーなんだね、、今、こっちは晴れが続いてるよ〜 (2019年9月29日 13時) (レス) id: d09a9a9f00 (このIDを非表示/違反報告)
けいとる - ＊RIRA＊さん» めっちゃ続き気になりすぎる。待ってるねー! (2019年9月27日 0時) (レス) id: 28ae4d748b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：＊RIRA＊ | 作成日時：2019年8月16日 16時
