You with me 【７】 −Ryosuke.Y−

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あ「あ〜あ…。」








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あ「なんで私はこんなにも

　 好きな人とすんなり幸せに

　 なれないんだろ…、笑」








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裕翔「…。」









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あ「私ってさ…、本当に傍にいたいって

　 思う人とはうまくいかないのかな…？

　 お母さんみたいに…。

　 もしかしたら、涼介とも2度と

　 会えなくなっちゃうのかな…？」









裕翔「…。」








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あ「ホント、もうさ…。悲しさを

　 通り越して…ッ笑えてくるよね…。」







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裕翔「A。」







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あ「あっ…、ごめん！

　 こんな話されても困るだけだよね。

　 しょうがない事なんだよｎ…」









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裕翔「…そんなこと言わないで。」









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あ「えっ…？」









裕翔「苦しそうな笑顔を無理やり作って

　 そんな悲しいこと言わないでよ。」









あ「…。」







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裕翔「山の事は、確かに俺らの力じゃ

　 悔しいけど何もできないよ。

　 多分、誰の権力も通用しないほど

　 凄い家庭の人間だからね。

　 でもね、山も言ってたでしょ？」









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裕翔「…Aは1人なんかじゃないって。」









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裕翔「山がさ、何のためにAを俺たちに

　 任せたと思ってるの？…そんなのさ、

　 Aの事を1人にするなってことに

　 決まってるでしょ。」









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あ「…ッ！」








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裕翔「俺に、大ちゃん、知念に…圭人。

　 愛佳ちゃんや花音ちゃん…。

　 薮くん、ヒカ、伊野ちゃん、高木くん。

　 Aが思ってる以上に…皆…

　 Aの辛そうな姿なんて

　 見たくないんだよ…？」









あ「…ッ…！」









裕翔「苦しいなら、苦しい。

　 悲しいなら悲しいって

　 ちゃんと言ってよ。

　 言いたいことがあるなら

　 抱え込まないでよ！

　 Aの力にならせてよ…。」








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？「「「そーだそーだ！」」」








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あ「…えっ！…な、なんで…！」








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