You with me 【７】 −Ryosuke.Y−

292． ページ3

ー あれから3週間 ー









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＿＿＿涼介のいない夏休みが始まった。









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でも、そんな期間だって

所詮はあっという間で…。









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大貴「なぁ〜A〜！

　 もうすぐで夏休みが終わるのに

　 宿題終わってないよぉぉぉ…。」









あ「近い近い！…それは大貴が

　 悪いんだから頑張りなさーい！」









大貴「あぁ〜！ココ分かんない〜！

　 教えてぇぇぇぇ！！」









あ「もう〜！近いってば〜！

　 大貴はホント暑苦しいー！」









侑李「勉強分かんないってよりは

　 ただAに近づきたいだけにしか

　 見えないんだけど？」









裕翔「いや、むしろそれしか

　 理由ない気がする…笑」









圭人「大ちゃんは頭良いしね笑」









大貴「はぁ！？//

　 …別にそんなんじゃねーし…//」









あ「…ったく、大貴は…笑」









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私たちは夏休みに入っても

誰かの家にこうやって集まって

(今日は裕翔の家)









勉強会したり、遊んだりしながら









当たり前の日々を過ごしていた。








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いや、…というよりは









涼介のいない日々が









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自然と当たり前に

変わっていったんだ。









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あれから涼介とも

健人とも連絡がとれなくなり

改めて実感してしまったんだ。








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…涼介のいない日々の空白感に。







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まぁ、さすがにそんな生活が

1ヶ月も続けば

時間が解決してくれる…。









そう思ってた。









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でも…、そう上手くはいかなかった。









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あ「…。」









裕翔「A、ちょっと話さない？」









あ「裕翔…。」









裕翔「ほら、行こ。」







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そう言って裕翔は私の腕を優しく引いた。







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裕翔「ちょっと、俺とAで

　 買い物行くから、俺の部屋

　 勝手に荒らさないでよ？笑」









圭人「気を付けてね！2人とも！」









侑李「気を付けてねー！」








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そうして、私と裕翔は

2人で外へ出たんだ。






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