You with me 【７】 −Ryosuke.Y−

304．Yuri.C ページ15

侑李 side









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先生「改めて、今日からうちのクラスに

　 来ることになった転入生だ。

　 さっき全校の前で自己紹介したと

　 思うけど、もう１度しとくか。」









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リリー「はい！…代々木リリーと言います…。

　 父はアメリカ人、母は日本人の

　 ハーフです…。で、でも日本語は

　 全然普通に話せるので、ぜひ

　 話しかけてく、ください…！

　 よろしくお願いします…！」









“パチパチパチ…ッ…！”









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侑李「あー、あの子が転入生ね。」








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僕、舞台裏待機だったから

全然顔見えなかったんだよね…。









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あ「そうだよっ！リリー！

　 めっちゃ可愛くてもう天使〜！

　 瞳はちょっと青っぽくて髪は

　 ロングで茶髪…そして、なにより

　 あの性格…あぁ、顔も性格も

　 完璧な美少女だよぉー！」








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なーんて、Aが興奮しているけど

それ以上に興奮しているのが…。









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大貴「か、可愛いぃぃ…っ！！！」








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「や、やばくねっ！？」

「マジで俺、超タイプなんだけどぉ！」

「お人形さんみたいだねぇ」

「絶対モテるよねぇ！羨ましいなぁー！」








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馬鹿大貴とクラスの皆だった。









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…まぁ、確かに可愛い方だとは思うけど

僕の好みとは違うから、興味なし。









それに、僕の方が可愛いし❤









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…って、何言ってんだ僕は！笑









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まぁ、僕の好みは

…やっぱりAかな。






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なんて言うか、Aの笑顔を

見ると…癒されるって言うか…。





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あ「侑李…？」









侑李「うわぁ…！」









あ「…な、なに？」









圭人「知念が大きい声出すなんて

　 珍しいね？笑…なんか考え事？」









侑李「あ、いや…、別に…//」









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言えない…。









Aのこと考えてたなんて…。









絶対に…。









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皆さんも…この事は内緒ですよ？









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…良いですね？(闇)









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