You with me 【７】 −Ryosuke.Y−

347．Yuto.N ページ48

裕翔 side









・







大貴「あれ…、Aは？」









侑李「え…？」









圭人「そう言えば…山ちゃんも

　 いなくない？」








・









裕翔「ちょっと聞いてみよ？

　 …ねぇ〜、愛佳ちゃん…？」









愛佳「ん？」




花音「珍しいね…。裕翔君が

　 私たちに話しかけるなんて…。」









・









・









裕翔「…A見なかった？」







・









・







愛佳「あ〜、大変だったんだよ？」









・









・









裕翔「えっ…？」









・









ど、どういうことだ…？









・









・









愛佳「さっき、Aが山田くんに

　 お姫様抱っこされて、保健室に

　 行ったんだから♪」









・









裕翔「えっ…。」









・









・









山に…？

お姫様抱っこで…？









・









・









裕翔「…そんなに具合悪そうだったの？」








・









花音「いや、あそこの男子たちが

　 中島くんたちがいなくなった途端

　 Aに一斉に話しかけて…。」








・









・









…そういうことね。









・








・









裕翔「…分かったよ、ありがとね。」









愛佳「え…、もう良いの？」







花音「…中島くん…。」









・








そうして、俺は違う人に

話しかけに行った。









それはもちろん…。









・








・









裕翔「…Aに何してんだよ。」









男子２「別に何もしてねーよ？」









裕翔「……は？

　 (小声)…嘘つくなよ。」









男子「…(・_・;)」







・









圭人「裕翔！何がどうなって…。」









裕翔「こいつらが、Aに一斉に

　 話しかけたから、それで

　 Aが余計に具合

　 悪くなったらしいよ。」









侑李「…は？」









大貴「…マジで？」









男子１「いや、その件に関しては

　 申し訳ないと思ってるよ。

　 ホント、悪かったって。」









侑李「…んで？Aは保健室？」









裕翔「さっき、山が連れて…」









・









リリー「お姫様抱っこされてましたよ。」









大・侑・圭「！」









・







リリー「涼介さん、Aの事

　 お姫様抱っこして連れてきましたよ？

　 次の授業も２人して休むんですって。」









裕翔「…。」









・

348．→←346．Daiki.A

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す