43.Ryosuke.Y ページ44
涼介 side
・
Aを見てると1人占めしたくなる。
Aが他の男と話しているのを見たり
楽しそうにしてるのを見ると腹が立つ。
ぜってー男の方は、Aの事好きだし
下心が見え見えな奴だっている。
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…なのに、Aはその可愛い笑顔を
他の男にも見せている。
俺だって、そんなに見たことないのに。
そんな気持ちが抑えきれなくなったから
こんな大胆なこと出来たんだろうな。
・
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涼介「…!」
・
改めて我に返るも、もうそれは遅く…。
俺の腕には疲れ切ったAがいた。
・
・
涼介「…また抑えがきかなかった…。」
・
・
でも、それだけ俺は…
・
・
・
涼介「好きだよ。A。」
・
Aに惚れているんだと
確信した。
・
・
・
絶対Aには聞こえてない。
ただ俺の思いがどんどん大きくなるだけ。
そんなことを思っていると…
・
・
大貴「山田っ…!」
涼介「…!」
・
・
・
…ヤベ…。見られてたかな。
俺は慌てて資料を探していたフリをする。
・
・
涼介「あっ…大ちゃん…なんか資料がさ…」
大貴「お前、Aに何した?」
涼介「…、別に俺は何も…」
大貴「とぼけんなっ!!」
・
…大ちゃんは俺に支えられている
Aのことを1回見てから俺を睨みつけた。
・
涼介「…別にとぼけてねーよ。一緒に資料を
探してただけ。…A、疲れてるらしいし
俺、家まで送っていくから、資料の方
お願いなっ!あと、先輩方にも…よろしく。」
大貴「は?…おい!」
・
・
・
俺はAを抱えて
資料室を逃げるように飛び出した。
・
・
・
大ちゃんの言葉を遮るようにして。
そして、自分の下手な嘘を
ごまかすかのようにして。
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*RIRA*(プロフ) - ようやくこの初作品も赤星になりました〜!本当に嬉しいです!投票してくれた皆さん、ありがとうございます! (2020年7月9日 22時) (レス) id: d67b6f1530 (このIDを非表示/違反報告)
*RIRA*(プロフ) - 2年ぶりに少し訂正しています!少しずつですが、誤字脱字などいろいろチェックしていくので通知がうるさいかもです!スミマセン! (2020年6月4日 23時) (レス) id: d67b6f1530 (このIDを非表示/違反報告)
*RIRA*(プロフ) - 白雪さん» ありがとうございます!全然…少しでも読んでいただけただけで嬉しいです! (2019年3月16日 22時) (レス) id: f4b8390196 (このIDを非表示/違反報告)
白雪 - まだちょっとしか読んでいませんが、面白いですね。 (2019年3月16日 21時) (レス) id: eb9a0c61ed (このIDを非表示/違反報告)
*RIRA*(プロフ) - みなさんのおかげで100000hitを超えました〜!ありがとうございます! (2018年10月26日 16時) (レス) id: f4b8390196 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*RIRA* | 作成日時:2018年8月21日 18時