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あぁ、午後も頑張った。

帰り支度を済ませ、杏寿郎に仕事が終わったことを伝える。

するとすぐに返事が来て、駅まで一緒に行こうとの事だ。

私も了解と返事をし、いつもの待ち合わせ場所であるキメツ学園の職員口の方へと向かった。



するとそこでバッタリ、出会ってしまった。




「よっ!Aちゃん!旦那のお迎えか?全くお熱いこった」


「出たな!宇髄天元!!」


「だーかーらー!なんでお前は毎回俺様を呼び捨てにするんだよ!!」



会う度に私を揶揄う宇髄天元という男に。

杏寿郎と付き合っている事に気づいたのも、この男が1番早かった。

まあ、杏寿郎は隠し事というものがとんでもなく下手くそなので仕方がないと思うが。


「宇髄天元!揶揄うから、嫌い!!」


「ぶっ、ははは!!ガキか!」


仕事が終わったなら早く帰ればいいのに、何故かその後も宇髄天元は私を揶揄い続け、なんとも楽しそうにお腹を抱えながら笑っていた。





「随分と楽しそうだな、なぁ?宇髄」


「杏寿郎!」


やっとやってきた杏寿郎に駆け寄ると、優しく抱き止められた。


「子守りしてやってたんだって、そんな怒るなよ煉獄」


「Aは子供ではない。そもそも俺の恋人なのだが、随分と馴れ馴れしくはないか?」


「おー、怖。悪かったって」


この時私は、杏寿郎の素敵な胸板に顔を埋めていた為、杏寿郎がどんな顔で言っていたのか見れなかった。

けれど、声色から怒っているのはわかったし、宇髄天元に、はっきりとそれを伝えてくれた事が嬉しかった。


「ありがとう、杏寿郎」


「嫌な思いをさせてしまったな。すまなかった」


駅へと歩を進めながら、話した。


「え?全然大丈夫だよ??宇髄天元に、嫌い!ってちゃんと毎回伝えてるし」


「はは、そうか。宇髄にはまた話しをしておく。嫌な奴ではないんだが、少々悪ふざけがすぎる所があってな」


杏寿郎は申し訳なさそうに眉を下げるが、私だって本気で嫌ならばとっくに伝えている。
宇髄天元が悪い人ではないことなんてわかっているよ。


「わかってるよ、杏寿郎」


だからそう伝えるとほっとしたように、そうか、と笑った。

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柚葉(プロフ) - めちゃくちゃおもしろい🤣🤣謎の🍠スタンプ最高ーっス‼️更新楽しみぃ🍠 (2021年12月19日 6時) (レス) @page4 id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
炎香(プロフ) - 衣世さん» はじめましてこんばんは!コメントありがとうございます!私も杏寿郎の腰タオル写メ欲しいです笑 なんか現代にもし居たら独特なセンスを持っていそうな勝手なイメージがあって、すいません😂🍠💦最後までお楽しみ頂けると幸いです! (2021年12月6日 20時) (レス) id: a219c056d8 (このIDを非表示/違反報告)
衣世(プロフ) - はじめまして!叫ぶさつまいものスタンプ🤣笑いました😂🍠最高ですー!杏寿郎の肉体美写メ欲しいです🔥待ち受けにしますっ😭これからも更新楽しみしてます❗ (2021年12月6日 12時) (レス) id: 1ea4fe96cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:炎香 | 作成日時:2021年12月5日 18時

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