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? 「ああ、でも君の場合、自由というものは君を苦しめるものだけなのかもしれないね。」
あはは、と笑う笑い声を背に私はまた目を覚ました。
本当に誰なのだろうか。
悶々としながら、疲れているなぁ、と心の中で呟く。右手を包帯で釣りながら食堂へ向かえば案の定ニコニコとしながら、ご飯をかきこんでいく団長。
阿 「おう、怪我は大丈夫か?」
「お陰様で。この通りです。」
釣り上げられた右手を上げながら、心配をしてくれる副団長に私は少しだけ笑った。副団長はおじさんだからか、なんだか優しい。
お分かりだと思うが、この右手の怪我は団長にやられたものである。相手をしていて、この間はやられた。
というのもまたあの声が聞こえてきたのである。いつもは夢の中だけであるというのに、いともはっきりとー今ここで死ねば自由だよーなんて。
まあ、夢の中でも、真っ暗な中で声だけが聞こえてくるものだから夢とは言えないのかもしれないが。
神 「この間はなんかおかしかったよね。いつもは俺に怪我なんてさせられないのに。たるんでるんだったら気を引き締めた方がいいよ。俺はいつでもお前を殺せる。」
にこにこと笑うことをやめずに口に物を含んだまま喋る団長。実際こんなにはっきりと聞こえたわけではないけれど、多分そういうニュアンスを言われていたことは分かった。
団長は優しくない。
だけれどそれが私の中で唯一の希望のような気がする。
もしかして、あの夢の中の声は団長なんじゃないのか。そんな錯覚さえ覚えてくる。
私は夜兎ではあるけれど、少しだけ普通の夜兎とは違う。怪我の治りは遅いし、やけに肌が白くて太陽に一段と弱い。
だからだ。部屋に窓が一つもないのは。
私もぼうっと突っ立っていたが、「はい。」と団長に返事をすると自分の椅子に腰を下ろして箸を進めた。
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咲(プロフ) - 雪華さん» 是非、私の勝手な都合で書いている短編集を読んでいただけると幸いです。 (2019年6月2日 13時) (レス) id: 97c0d12c03 (このIDを非表示/違反報告)
咲(プロフ) - 雪華さん» おそくなり、すみません。私は自分の好きなようにお話を書いておりまして、お願いされる形で書くのは正直読んでくださっている読者様方をがっかりさせそうで自信がありません。ですのでそう言ったお願いはできかねます。申し訳ありません。 (2019年6月2日 13時) (レス) id: 97c0d12c03 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - お願いあるんだけど良いですかな?ドラゴンボールのキャラ×18歳のメイ・チャンの恋愛短編集を作って貰いますかな?メイ・チャンは悟空達の仲間で子パンダのシャオメイと一緒で長男のグリードと次男のエンヴィーの妹を設定で (2019年1月15日 20時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲 | 作成日時:2017年9月17日 0時