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窓【坂田銀時】1 ページ14

こつこつ

随分と冷たくなった窓を叩く時間は午前2時。いつもなら神楽と布団を横に並べて寝ている時間である。最近は加齢しゅ…俺のフェロモンが強すぎるとかなんとか言って近づけておいてはくれないのだが。

こんな時間に俺が起きているなんて、依頼じゃなければ御免被る。そもそも俺は朝が苦手なのだ。

「おーい、Aさんよ、起きてるかー?おーい、銀さん来たよー…ってねぇ?聞こえてる?おい、おい?無視すんな!」

シャッと開けられたカーテンから覗かせたのは眉を不機嫌そうに立っていたA。そう、こいつこそが俺に今回依頼を頼んだやつなのである。

「おーい、開けてくれ。寒くてかなわねんだよ。なんだよ早く開けろよ、ふてぶてしい女だな。」

「死に去らせ。」

「ごめんなさい!ちょっと待ってぇぇぇ!銀さん凍死しちゃう!」

ほんの少しなじっただけなのに、冷たくカーテンを閉めるAに俺は必死に窓を叩きながら叫んだ。

ここで俺がもしも必死さを見せないならばこいつは一歩たりとも家に入れてくれないだろう。そういう冷血な女だ、昔から。

とにかく必死の思いで「開けてぇぇぇ!」と叫んでいると「うるせぇ!今何時だと思ってる!」と開けてくれた。これはあれだ、粘り勝ちというやつだ。

結局近所への苦情を気にしたのかAは部屋に入れてくれた。暖かいストーブの熱が俺を迎えてくれる…

「あ、銀時は廊下が定位置だから。」

「お前、昔よりひどくなってね?銀さんの扱いひどくなってね?」

「お前がムカつく野郎になり下がっただけだ、あほ。」

そんな罵倒を吐きながらも真ん中に置かれた小さいテーブルに2つ、暖かいお茶を入れてくれた。こういうところは変わってない。

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(プロフ) - 雪華さん» 是非、私の勝手な都合で書いている短編集を読んでいただけると幸いです。 (2019年6月2日 13時) (レス) id: 97c0d12c03 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 雪華さん» おそくなり、すみません。私は自分の好きなようにお話を書いておりまして、お願いされる形で書くのは正直読んでくださっている読者様方をがっかりさせそうで自信がありません。ですのでそう言ったお願いはできかねます。申し訳ありません。 (2019年6月2日 13時) (レス) id: 97c0d12c03 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - お願いあるんだけど良いですかな?ドラゴンボールのキャラ×18歳のメイ・チャンの恋愛短編集を作って貰いますかな?メイ・チャンは悟空達の仲間で子パンダのシャオメイと一緒で長男のグリードと次男のエンヴィーの妹を設定で (2019年1月15日 20時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年9月17日 0時

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