壁【坂田銀時】1 ページ1
「え、依頼？」
銀 「そーなんだよ。でさ、お前の力をちょっと借りたくてな。」
「金は出さねーからな。」なんで鼻をほじりながら屯所の前に立つ銀時。ちなみに私は今勤務中である。
「あのねぇ、真選組に頼らないって言ったのは誰よ？」
銀 「俺は真選組に頼んでるんじゃねぇ、お前個人に頼んでるんだ。」
相変わらず減らず口は健在でしかもお元気ときた。全くもってこの男自分の言ったことに責任は持たないつもりなのであろう。…今は。
実は元を辿れば随分昔になるのだが、私も元攘夷志士。ただ、幕府が天人に屈服してからは大人しく過ごしている。
というわけで目の前にいるこいつは幼馴染というか戦友というかなんというか。とりあえず、攘夷時代、一緒に戦った仲間である。
その場合は戦友という方が正しいのだろう。戦友と言っておく。
まあ、こんなことはどうでもいいのだが、今は私は真選組で、銀時は万事屋。
出会った時にはすでに真選組と万事屋は犬猿の仲で、私はどうも銀時とも仲良くしたいのだが、立場的に許してくれない状況である。
「私だって仕事はあるし、銀時みたいに年中暇じゃないんだよ？それは分かってるよね？」
銀 「おい、年中暇ではない。決して年中では。」
「だからね？私もいきなり頼むとか来られても急に仕事を休むわけにはいかないわけ。年中暇な銀時じゃないんだから。」
銀 「おい、お前殺されてーのか。」
ため息をついた私に、口では恐ろしいことを言いながらも相変わらず銀時は鼻をほじりながら私を見下ろす。
突拍子も無いところはなんとなく変わらないというか、全体的に変わったところはほぼないんだけど。
銀 「頼む、お前じゃねーとできねーんだよ。」
「……それなりの誠意を見せてもらえる？」
相変わらずの態度に少しムッとしたけれど、「お願いします。」と頭を下げたことは無下にはできない。
盛大にため息をついて、私は「分かった。」と仕方なく承諾した。
銀 「ほんとか！サンキューな！大人の女なんて神楽には絶対無理だが、少々胸がなくてもタッパはまああるお前なら成り立つだろ！」
「お前！いい加減にしろ！」
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咲(プロフ) - 雪華さん» 是非、私の勝手な都合で書いている短編集を読んでいただけると幸いです。 (2019年6月2日 13時) (
レス) id: 97c0d12c03 (このIDを非表示/違反報告)
咲(プロフ) - 雪華さん» おそくなり、すみません。私は自分の好きなようにお話を書いておりまして、お願いされる形で書くのは正直読んでくださっている読者様方をがっかりさせそうで自信がありません。ですのでそう言ったお願いはできかねます。申し訳ありません。 (2019年6月2日 13時) (レス) id: 97c0d12c03 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - お願いあるんだけど良いですかな?ドラゴンボールのキャラ×18歳のメイ・チャンの恋愛短編集を作って貰いますかな?メイ・チャンは悟空達の仲間で子パンダのシャオメイと一緒で長男のグリードと次男のエンヴィーの妹を設定で (2019年1月15日 20時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲 | 作成日時：2017年9月17日 0時
