菜の葉凜衣は勇者である (ページ7)

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弱さを捨ててページ7

朝が来るのが憂鬱でしかなかった。

時間を見るために携帯を見ると勇者システムのアプリがあった。これを見たら昨日の出来事は「事実」でその事実は憂鬱でしかないのだ。

重い足取りで学校に向かった。

昨日神社に行くようにいった先生の顔を見れなかった。今見たらにらんで泣いてしまいそうだから、

それから時間があっという間に過ぎて放課後になった.....

な「あ、勇者の人たちと集まるんだっけ、」

このまま行かずに逃げようとしたとき.....

こ「凜衣ちゃーん！！待ち合わせ場所一緒にいこ！」

な「琴言さん.....何でいるんですか？」

こ「何でって同じ学校だからだよ！雪以外は皆学校同じだよ！」

そう.....凜衣は自分のクラス以外はほとんど異動しないため雪以外の人たちが同じ学校とは気づかなかったのだ.....

な「あの.....なら鷲尾さんは何処の学校何ですか？」

つ「ゆきっちは夢が咲だよ！鷲尾家は有名な家だし！」

こ「あ！みさちゃん来てたんだ！」

つ「来てたんだ！って.....凜衣ちゃん誘って集合場所行くから1年1組集合っていったからだよー」

こ「えへへ！そうだった！あれ？玲奈っちは？」

つ「お前らと行動する理由はないといって先行ったよー」

こ「嘘ー！一緒にいこ！っていったのにー！すぐ行けば追い付けるかも！凜衣ちゃんも、みさちゃんもいこ！」

な「あの！私は勇者にはなるなんて.....」

こ「何してるの！早くいこ！！」

そう言って友奈は私の手を引っ張って昨日の神社に着いた。

み「おせーよ！何してたんだよ！し、しん、しんぱいしたんだぞ！」

こ「おおー！玲奈っちが照れた！！」

み「う、う、うるせー！」

な「あの！私は勇者にはなりません！」

凜衣にとって知らない人に(昨日話したけど)勇気を出したつもりだった。